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燃費改善グッズに排除命令

自動車に高い関心がある人は昔から「速く走りたい」、「燃費を良くしたい」、「音を静かにしたい」という要望を簡単に叶えてくれそうなグッズに興味を持つようで、クルマ関連雑誌には商品紹介やテストの記事がよく掲載されていたものである。

そして「期待したほどの効果はなかったなあ」と言いながらクルマと過ごす時間を楽しむのであった。そんなふうにグッズはあくまで道楽の小道具 としての役割を果たしてきた。

しかし、燃料価格の高騰を受けて自動車にあまり関心がない人までもが燃費向上を期待してグッズを買うようになって事情が変わってしまった。

一般の雑誌や新聞にも燃料消費を節約する技が掲載され、その中には燃費を改善するグッズの紹介も少なからずあった。自動車用品販売店ではその流れに乗って燃費改善グッズがよく売れているという。

そんな中、公正取引委員会は燃費改善グッズに誇大広告がないかどうか調査をしていたようである。

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公正取引委員会から排除命令を受けたもの(平成20年2月8日)は次のとおりで、クルマ好きには有名な商品ばかりである。

ここに挙げられたものは「どういう原理で効果を示すのかな」、「効果があったら面白いな」と興味をそそられるものがほとんどで、私もこれらのうち3点を試している。

明瞭な効果は分からなかったが、それもまた楽しい過程であった。

ただし、起爆水だけは道楽の小道具の範疇にはなく、世の中から排除されるべき商品だと強く思う。

●ギガスマルチパワータブレット【当方のテスト結果】【排除命令書
●ランナップ
●エコストラップ
●ハイオクくん
●燃良太郎
●ハイパーグローブ

●マグチューン当方のテスト結果】【排除命令書
●パワーネオプロフェッショナル
●起爆水当方のテスト結果】【排除命令書
●サイクロン3
●インテークマジック及びアウターマジック
●フューエルバンクEVO. II
●フューエルバンクEVO. II
●リッツパワーシフトMS-001
●ホットイナズマポケット
●ネオソケットエコ
●エコサンダー

これら以外にも燃費改善グッズはたくさん存在するが、それらは科学的根拠が認められたのだろうか。認められたものがあるのなら、消費者のために結果を公表して欲しいと思う。

  

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