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SOFT99

GIGAS

Multi Power Tablets

「燃料添加剤は液体である」という概念を覆す異色の商品である。粒状のため、漏れたり燃えたりする心配はなく、真夏の車内に保管しておくことに何ら気兼ねはいらない。

友人はEP82ターボ(レギュラーガソリン仕様)にGIGASを入れると、燃費は変わらないがスロットルレスポンスが良くなるのが分かるという。また、このエンジン(4E-FTE)は、ハイオクを使うだけでも調子が良くなるともいう。おそらく4Eターボエンジンの要求オクタン価はレギュラーガソリンでギリギリに設定されているため、GIGASのオクタン価向上効果が有効に作用しているのだろう。

では、ハイオク仕様のGC8インプレッサでは果たしてどのような効果が得られるだろう。ブースト圧をかけないときのEJ20Gエンジンの要求オクタン価は市販ハイオク(98〜100)よりもかなり低いはず(JIS規格でハイオクはオクタン価96以上)なので、街乗りでは燃料のオクタン価が上がっても無意味だと思われるが、いちおう試してみることにした。

燃料タンク容量は60Lなので、ハイオク満タン時に2粒入れた。それから街乗りをしてみたが、何となく低回転域でのトルク感が良くなったような気がしないでもない。

燃費で効果を測定するのも一考だが、交通環境の一定しない街乗りではどんな数字が出てもおかしくない。参考として書いておくと、通勤と近距離の街乗りを合わせて234km走ったときの燃費は、7.45km/Lであった。

http://www.gzox.com/top.html

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もう少し試してみようと思って3錠入り(298円)を2パック買ってみた(2004年 2月)。

しばらく入れて燃費を計測してみようと思う。結果はこちらに記載する。

ところで、燃費の改善によってGIGASの購入費用を回収するためには、どれぐらいの改善率が必要なのか計算してみよう。

無添加の30Lの燃料で走ることができた距離を、GIGAS1錠(100円)の分だけ少ないガソリン量、すなわち約29Lで走ることができればよいのである。ということは、3.4%ぐらいの改善が得られればよいことになる。これなら宣伝文句の1/3の数値なので、実現の可能性はあるだろう。

また、それ以外にハイオク仕様車の燃料代を節約する方法として、GIGAS1錠分の価格をレギュラーとの差額で差し引くというのもある。1Lあたり10円の差額を利用し、ハイオク30Lに代えて「ハイオク20L+レギュラー10L+GIGAS1錠」とするのである。こういうことをしても、GIGASのオクタン価向上作用によって97〜98のオクタン価が期待できるので、ハイオク仕様車に実施してもまったく問題はないはずである。

 

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