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SUBARU 純正 OIL

SUBARUのクレジットカードを持っていると、毎年4月にエンジンオイル無料券が配付される。

年会費は1837円なので、純正のエンジンオイル交換1回分の代金を考えるとお得なサービスといえる。サンバーやレガシィなど全ての車種で1回分のオイル交換が無料になるので、とりわけ6気筒エンジンのレガシィに乗っているのならオイル容量が多い(6Lも入る)ため、カード会員になっておくといいのではないかと思う。

ただし、無料になるのは5W-30の普通のオイルなので、クルマにちょっとこだわりのある人は遠慮したくなるだろう(私はインプレッサやレガシィに使わず、軽自動車に使っていた)。そこで考えられたのがグレードアップのサービスである。

最初に導入されたのはエルフのオイルだったが、一般の人には手を出しにくい製品だった(粘度が高すぎる、価格が高すぎる)ので、最近はちょっとしたクルマ好きの人にも対応できるようカストロールのオイルが純正採用された (多くのトヨタ販売店ではすでにカストロールを使用している)。

SLXというオイルはどれぐらいの性能のオイルなのだろうか。そう思っていたところ、サービス部門にパンフレットが置いてあったので確認してみた。

ディーラーでは20L缶から1台分を量って売る。私は6L購入した。

普通の5W-30との価格比較はこちらで。

ディーラー販売用にしてはなかなか良さそうである。ACEA A3なら問題ない。

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低温性能もマイナス30度から使えるのならOK。陸別(十勝)でも大丈夫だ。

動粘度は100℃で14。これぐらいがちょうどいい。

粘度指数は171。特に変わったものではない。

HTHS粘度は3.75。絶妙なところを衝いてくるものだ! これより低いと騒音が気になり、高いと燃費が気になる。

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SLXはカストロールの普通の処方のオイルなのだろう。それをSUBARUがテストして合格したから純正油として採用したということである。

テストの条件は、225時間連続運転だって・・・

普通、一般道を走ると平均速度は20km/hぐらいである。したがって、わずか4500kmのテストしかしていないということになる。温度変化が激しく、水分混入もある日常使用はもっと過酷で、純正オイルの交換サイクルは1万kmだというのに。。

レガシィには 2008年8月からSUBARU純正エルフのオイルを使用中で、今でもエンジンからのゴロゴロ音は聞こえてこない。粘度が高いオイルは騒音の面では有利だが、燃費は悪くなっていることだろう。次回はSUBARU純正のカストロールを使ってみよう。18APR2009

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