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エコタイヤを買うべきか
昨日、オートバックスに出向いてタイヤを見てきた。 オカンの原動機付き草履(LA150F)のタイヤ(ECOPIA EP150)の乗り心地と騒音に耐える続けることは老母の健康に良くないと思ったからである。
----- 下の記事は先月のものであるが、今一度読んでみると変なことが書いてあることに気が付いた。 「ラベリングが同じなら性能は一緒」だと。 ものすごく乱暴な話ではないか。
タイヤラベリング制度は、「タイヤ温度25℃、80km/hでの転がり抵抗」と「水深1mmのウェット路における80km/hからのフルブレーキング性能」の2点に限って評価したものである。 そんな限られた条件で測定した結果が示されているだけなので、減り方や乗り心地の違いのみならず、試験条件を外れた状況での性能の良し悪しも大いに存在するはずだ。 例えば、次のような状況が考えられる。 ・夏の昼間の高速道路(タイヤは触ることができないぐらい熱くなる)の燃費 ・ドライ路面でのグリップ限界 ・表面が濡れているだけの路面(トレッドパタンによる排水性能が関係しない)のグリップ限界 ・土砂降りの雨の中の高速道路(水深10mmで走行する可能性もある)のハイドロプレーニング限界
これらの「公式情報のないエリアの話」を知りたいと思ってオートバックス等で相談してみるのだが、そんなことを知っている店員などいるはずがない。メーカー系列のタイヤショップなら、自社品についてのみ比較できる情報があるかもしれないが、メーカー間の性能の差異を知りたいと思ったら、それらを広く取り扱っている店に行く必要がある。しかし、その店のレベルは上の情報(新聞)のとおりである ---------- 低燃費タイヤと普通のタイヤとを比べると燃費の差はどれぐらいあるのだろう。仮に5%だとすると、効果はいかほどか。 オカンの原動機付き草履の燃費は17.5km/Lであり、タイヤの使用期間を21000kmとすると、1回のタイヤライフの間に1200Lのガソリンを使うことになる。普通のタイヤを使うと、余計に60Lのガソリンを要する。燃料費は8000円だ。 低燃費タイヤと普通のタイヤとの価格差は8000円(4本)では済まない。では、低燃費タイヤにはそれだけの価値があるのか。 昔の低燃費タイヤはドライグリップ性能が低すぎて危険で、普通のタイヤを選ぶ意味があったが、技術が進んだ今、普通のタイヤは単なる安物タイヤになってしまい、ドライ性能も低燃費タイヤのほうが高くなっていると思われる。 そうなると、なかなか安物タイヤも選びにくい。 28JUN2015 |
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