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LA150(160)S/F マイナーチェンジ
2014年12月に発売されたMOVE/STELLA(LA150/160S/F)は、細かな改良を施しながら販売され、売り上げは好調だ。
いや、順調なのはMOVEだけであり、STELLAはその1/20しか売れていない(発売当初は1/10ぐらいだったのに・・・)。 SUBARUはIMPREZAの販売に注力しており、STELLAなどどうでもいいのだろう(客に競合を迫られても、頑張って売ろうとしない)。 いや、そうではなかった。 うっかりしていたが、MOVEにはLA150/160Sだけではなく、MOVE Canbus(LA800/810S)という派生車(本来はTantoの仲間)と終焉を迎えたMOVE Conteもあった。それらの合計なので、好調に見えただけなのである。 実際の台数をみると、MOVE(LA150/160S)はSTELLA(LA150/160F)の7.7倍の販売台数であった。そして、LA800/810SはLA150/160Sより多く売れている。
- - - - - - - - - - - LA150/160S/Fは2017年8月にマイナーチェンジをして外観が少し変わり、いわゆる後期型になった。だが、LA100/110Sのマイナーチェンジ時と比べて変更の度合いは小さい。
改良された点は何なのか調べてみると、予想していたとおり、スマートアシストがIIIに進化していた。 それ以外は、パノラマモニター(日産のアラウンドビューモニターのようなもの)が備わったぐらいである。日産ではDAYZの上位グレードに標準装備されるが、MOVEはカスタム仕様のみ対象のオプションである。 そして、ノーマル仕様の価格が少し下がっていた。装備の削減があるのか否かは分からない。
改悪された点は、カスタム仕様のグレードが極端に減ったこと、そして、ノーマル仕様でブラックインテリア(革巻きハンドルを含む)を選択できないグレードができたこと、外板色の選択肢が狭くなったこと(白ルーフがなくなった)が挙げられる。
なんだか幕引きの準備に入ったという感じがしてしまう(2018年末のモデルチェンジは早いと思うし、その準備をするのも早すぎると思うが・・・)。 AUG2017 ------------ オカンの原動機付き草履(Lグレード)では革巻きハンドル(ブラックインテリア仕様に付属する)を選んだのだが、職場にあったMOVE(Lグレード)のウレタンハンドルと比べると、2万円を余分に払う価値は十分にあると感じていた。しかし、Lグレードを選ぶ人は安いことが大事なようで、余分なお金を払う人が少なかった(ブラックインテリア仕様が売れなかった)ので、廃止されたのだろう。 パノラマモニターを標準装備にしなかったのは、ニーズを読み切れなかったからだと思うが、それなら、ミライースと同様に4箇所のコーナーセンサーをスマートアシストIIIの基本設定にしてもらいたかった。 |
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