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LA150(160)S/F マイナーチェンジ

2014年12月に発売されたMOVE/STELLA(LA150/160S/F)は、細かな改良を施しながら販売され、売り上げは好調だ。 

2017年1月〜6月
MOVE 72,167台
STELLA 3,601台

いや、順調なのはMOVEだけであり、STELLAはその1/20しか売れていない(発売当初は1/10ぐらいだったのに・・・)。

SUBARUはIMPREZAの販売に注力しており、STELLAなどどうでもいいのだろう(客に競合を迫られても、頑張って売ろうとしない)。

いや、そうではなかった。

うっかりしていたが、MOVEにはLA150/160Sだけではなく、MOVE Canbus(LA800/810S)という派生車(本来はTantoの仲間)と終焉を迎えたMOVE Conteもあった。それらの合計なので、好調に見えただけなのである。

実際の台数をみると、MOVE(LA150/160S)はSTELLA(LA150/160F)の7.7倍の販売台数であった。そして、LA800/810SはLA150/160Sより多く売れている。 

販売台数(2017年)
LA150/160S
ムーヴ
LA800/810S
ムーヴ
キャンバス
L575/585S
ムーヴコンテ
LA150/160F
ステラ
1月 3,940 7,155 532 749
2月 4,878 6,022 412 727
3月 7,110 7,519 448 950
4月 4,884 7,019 101 429
5月 3,460 6,945 43 334
6月 3,518 8,117 64 412

 

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LA150/160S/Fは2017年8月にマイナーチェンジをして外観が少し変わり、いわゆる後期型になった。だが、LA100/110Sのマイナーチェンジ時と比べて変更の度合いは小さい。

 

改良された点は何なのか調べてみると、予想していたとおり、スマートアシストがIIIに進化していた。

それ以外は、パノラマモニター(日産のアラウンドビューモニターのようなもの)が備わったぐらいである。日産ではDAYZの上位グレードに標準装備されるが、MOVEはカスタム仕様のみ対象のオプションである。

そして、ノーマル仕様の価格が少し下がっていた。装備の削減があるのか否かは分からない。

 

改悪された点は、カスタム仕様のグレードが極端に減ったこと、そして、ノーマル仕様でブラックインテリア(革巻きハンドルを含む)を選択できないグレードができたこと、外板色の選択肢が狭くなったこと(白ルーフがなくなった)が挙げられる。

 

なんだか幕引きの準備に入ったという感じがしてしまう(2018年末のモデルチェンジは早いと思うし、その準備をするのも早すぎると思うが・・・)。

AUG2017

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オカンの原動機付き草履(Lグレード)では革巻きハンドル(ブラックインテリア仕様に付属する)を選んだのだが、職場にあったMOVE(Lグレード)のウレタンハンドルと比べると、2万円を余分に払う価値は十分にあると感じていた。しかし、Lグレードを選ぶ人は安いことが大事なようで、余分なお金を払う人が少なかった(ブラックインテリア仕様が売れなかった)ので、廃止されたのだろう。

パノラマモニターを標準装備にしなかったのは、ニーズを読み切れなかったからだと思うが、それなら、ミライースと同様に4箇所のコーナーセンサーをスマートアシストIIIの基本設定にしてもらいたかった。

ClO2

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