Dr. DEO

二酸化塩素は、大幸薬品のクレベリンが大ヒットして人々に認知されるようになった。

ウィルスや菌を死滅させるという宣伝だが、簡単に言えばプールの塩素消毒を空気中で行うようなものである。

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エアコンを作動させると、熱交換器に水滴が付くのは誰もが知っており（夏、クルマの下の排水パイプからポタポタと水が滴っている）、そこにカビが生えるであろうことは容易に想像できる。

先日、8年間まったく臭いなどなかったBL5レガシィの室内がなんとなくカビ臭いと家内に指摘された。

そこで、二酸化塩素の力を借りてみようと考えた。

二酸化塩素を車室内に充満させ、空調を内気循環にしてやればエアコンの熱交換器のカビ退治に期待が持てる。

ただ、製品に効果（二酸化塩素の発生）があればあるほど、塩素様の臭いがするはずであり、その兼ね合いが気になるところだ。

参考（Dr. DEOの記述はないが・・・）
国民生活センターが発表した二酸化塩素放散製品に関する報告書

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20101111_1.pdf

このところ、自動車整備場でクレベリンの処理をするところが増えてきた。高濃度の二酸化塩素で一気に菌やカビを退治してしまおうというのであろう。

http://www.yellowhat.jp/store_service/cleverin/
http://www.tochigi-subaru.co.jp/topics/service/cleverin/cleverin.htm
http://toyota.jp/after_service/car_care/yohin/room/deodrant.html

クレベリン処理をすると、2～3日は塩素臭が気になるというので、施工後にクルマ用ファブリーズを使用して不快感を緩和してやろうという店も存在する。

そんな例を見て、私もDr. DEOの臭いが気になったら嫌だと思い、クルマ用ファブリーズを購入した。だが、今のところDr. DEOの臭いが気になることはないので、ゲルがなくなってからファブリーズを使おうと思う。

私は「車内空間は無香でいい」と思っていたつもりだが、ストレスフルな交通環境の中で過ごすうち、どこかで癒しを求めるようになってしまったのであろう。

20年以上も無香できたのに、BL5レガシィに乗ってから Millefiori、アロマディフューザーなどを使うようになった。気が付いたらシトラス系の香りを選んでいるのだ。

昔々、容器を倒して物凄い匂いが充満した思い出の芳香剤「グレイスメイトポピー」がシトラス（柑橘）系の始まりであった（くるまにポピー♪）。

2014年11月から使用していたDr. DEOの内容物が固まってしまったので、クルマ用ファブリーズ置型に変更し、それから1箇月ほど経過した。

ファブリーズの効果はよく分からないが、帰省した際にオカンの原動機付き草履には何も消臭剤が設置されていなかったので、一度試してもらおうと思って移設した。

私のBL5には2つめのDr. DEOを置いた。23AUG2015