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試乗車

FX-S Limited

4AT

102.5万円(税抜)

 

 

 

購入検討車

FX

96.5万円(税抜)

老母のVIVIOがまもなく9年を迎えるにあたり、次期「オカンの草履」探しのお供をした。再び軽自動車を選ぶというので、取り敢えず双璧であるスズキとダイハツの店を訪ねた。

選択の基準は、運転しやすいこと及び後方視界が良いことという主観的なものである。私は助手席で傍観するのみ。

まずはスズキから。今も車種別販売台数で1,2位を争う3代目ワゴンRである。

乗り込んでみると、2代目ワゴンRで感じた広々感はやや薄くなったような気がした。サイドインパクトから乗員を守ることを重視したのだろうか。

動くと2代目ワゴンRよりは改善されたもののエンジン(K6A)の音がやはり大きく聞こえてきた。私が乗っていた1992年型カプチーノはもっと静かだったので、エンジンの素性によるものかと思われる。前期カプチーノに使われたF6A型は鉄ブロックであったが、後期カプチーノの頃から現在まで使われるエンジンはアルミブロックのK6A型である。軽量化を重視したため、音の面で不利になったのかもしれない。

4気筒エンジンを積むVIVIOと比べてもエンジンの騒音に関しては不利で、安っぽい感じがした。

乗り味も安っぽく、突き上げ感は軽トラ並みであった。この原因はSリミテッドの脚の設定にあるのかもしれない。標準車よりも1インチアップしたホイール&タイヤを履き(155/65R13→165/55R14)、車高を10mm低くするようなバネが入っているのである。標準車ならば、もう少しまともな乗り味だったかもしれない。

売れ筋はFXであろうと思うが、わずか6万円で外観が精悍で装備が充実したSリミテッドが手に入るとなると、若者の目はSリミテッドに向けられるだろう。

 

今時の軽自動車は装備にほとんど不足がないが、オプションのABS(2.5万円)だけはつけておきたい気がする。

 

ワゴンRの感触を忘れないうちに、50mほど離れたダイハツの店でMOVEに乗ってみた。比較はMOVEのページにて。

 

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