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エアコン故障

BL5レガシィのエンジンはカバーに隠れていて見えない。普通の人はカバーを外してまで作業をすることはない。

しかし、ちょっと掃除をしたり、アースを増設したりすると、いろいろなことが見えてくるものである。

その日はたまたまエアコンのコンプレッサの下に指を入れてしまったことで油汚れを発見した。ベタベタの真っ黒な油は、ベアリンググリス? それともコンプレッサオイル? 果たしてどっちだ。

SUBARU販売店のサービスマンに報告してとりあえず様子をみることにした。

これは2008年の秋のことであった。

 

 

2009年春、あっという間に桜は散ってしまい、陽射しが強くなった日中の車内は暑かった。そこで冷房を入れてみると、生暖かい風しか出てこない。

やっぱりコンプレッサオイルが漏れていたのか!!!

 

 

日曜日にディーラーに修理依頼。そして 金曜日に仕上がった。

シール不良だったとのことで、コンプレッサを丸ごと交換したという。

コンプレッサを交換することなど考えていなかったので、追加アース線が上を横切っていたりするのだが、さすがにエアコン屋さんはプロである。アース線もバッテリ端子もまるで触っていないかのように元通りの姿で帰ってきた。

そして、素人を相手に作業する人の常であるが、必要以上にノーメンテの対策を施すもので、ベルト類の張りはかなり強くセットされていた。関連のない発電機のほうまでピチッと張らなくてもいいのに!!!

こちらも整備士の端くれである。ベルトの張りは鳴きが出ない最低限に抑えて抵抗を減らし、ベアリングに優しくしてやらねば気がすまない。早速ベルトがゆるゆるになるまでネジを回した

 

 

SUBARU販売店でBL/BP型レガシィのエアコンの故障状況を聞いてみると、本件が初めてだという。田舎の店とはいえ、5年も経っていて1件も経験していないとは・・・

製品不良がほとんど考えられないとなると、原因として思い浮かぶのはAttack X1である。金属には優しいが、オイルシールには厳しかったのかもしれない。10年間壊れないようにと思って添加したのに、2年でオイル漏れするなんて、まったく無駄な出費であった。

 

 

SUBARU販売店に修理を依頼すると、必ず何らかの不手際を残して戻ってくる。

今回もいつものようにポカミスをしていた。

どうして何度も繰り返すのだろう。同じ作業ばかりではないから、繰り返すという言い方はおかしいが、最後の詰めが甘いのかもしれない。作業者とは別に確認者を置いているというのだが。

その内容は、単にエンジンカバーのクリップを1つ留め忘れただけであり、大事に至るものではないのだが、あまりにも単純なミスのため責める気にもならない。

 

白く粉をふいたゴムホースをきれいに拭いてくれたのはありがたいと思うのだが。。。

18APR2009

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