「15%以上悪かった」とな
国が再測定したら・・・
どういうことだろう。
いったい誰が運転したのか?
国家公務員として省で働いている人なのか?
これは興味深い話だ。
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カタログ燃費29.2km/Lとして華々しくデビューしたB11W/B21Wであるが、4月の新聞記事では「5〜10%燃費が悪かった」と報道されている。
日産自動車の人が運転したらそれぐらいの違いだったのに、公務員が運転したら15%以上悪くなったというのか。
まあ、B11W/B21Wの燃費は29.2km/Lの後、マイナーチェンジを受けて30.0km/L、さらに30.4km/Lと良くなっていったので(すべて虚偽だけれど)、比較するデータがどの値なのかによって悪化率は微妙に異なってくる。
朝日新聞(平成28年6月21日朝刊)
特別な足技を持った自動車メーカーの燃費スペシャリストが運転して出した燃費データは、一般ユーザーが得る燃費データと大きくかけ離れるのは誰もが分かっているところであり、カタログ値の7割程度の値が出れば普通だと思ってしまう。
しかし、運転が下手な公務員が出した燃費データをカタログ値として掲載すれば、良い条件(エアコン不要、渋滞なし、高低差なし)が揃えば一般ユーザーも公道で得られる現実的な値になるだろう。今後の燃費測定は運転が下手な公務員がやればいいのだ。
燃費測定のスペシャリストという需要がメーカーからなくなるのは寂しいが、その代わりに、素人が運転しても良い燃費を出せる制御(意思に対して的確な反応が出る)を考えてくれると嬉しい。
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