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ギアオイルの選択に困る
先日、BL5のギアオイルを交換するためにオートバックスを訪れると、デファレンシャルギア(ハイポイド)に使えそうなGL-5規格のオイルは3種類(鉱物油、部分合成油、合成油)であった。エンジンオイルの品揃えはとても豊富なのに。 まあしかし、それだけ選択肢(品揃え)があれば十分か。それでも、選んだオイル(Castrol Universal 75W-90)は部分合成油というわりに高価なのであった(2392円/L)。 いまどきギアオイルを求める人は少ないということだろう。 トランスミッションのオイルは自分で交換したいので、オイルだけを購入したいと思っている。 同じギアオイルをオートバックスで買えばいいのだが、以前から安価なオイルを求めて通信販売で見当を付けていたオイルがあるのだ。同じ銘柄のそれは、1L(1缶)あたり1000円近く安い。 しかし、それを見つけて以来半年以上経過するのに、ずっと在庫は1缶のままであり、増えもしなければ減りもしない。4缶必要な私は、とうとう問い合わせをしてしまった。 返答はすぐにあった。なかなかの店である。 ところが、そのメールの内容は、私をがっかりさせた。 今後の入庫の予定がないというのだ。 仕入れ可能な最小単位を知らないが、おそらく12缶(12L)であろう。 私は「4缶買いたい」といって連絡したのであるから、1ケース仕入れたら残量は9缶になる。その9缶を売り切るのは、今の時代、大変なことになるのだろう。 1430円/Lという価格は魅力的なのに、とても残念だ。 Castrol Universal はインプレッサに乗る人に評判が良いので、一度試してみたかったのだが・・・ 仕方がないので、もう一度 YACCOのオイルを入れようか。フィーリングは悪くないから。 YACCOが安い店に問い合わせると、なんと、在庫がなく、いつ入るか分からないという。並行輸入が困難なのだそうな。 いったいどうなっているのか。 それなら、何度も使ったことのあるTRUSTのギアオイルにするかな。ただ、これは以前の製品とは別物になった(メーカーが替わった)ようだ。プレート式LSDに効果的といわれていたホウ素系極圧添加剤が旧処方に含まれていたが、それは我がBL5のトランスミッションに何らメリットのない成分なので、普通の硫黄やリンを含む極圧添加剤が入っていると思しき現行処方で何ら問題はない。また、FORDのGL-6規格もまったく必要ではない。
29AUG2015 ----------- 後輪を駆動するクルマなら、トランスミッションの如何に関わらず、後輪にデファレンシャルを備えるのだからギアオイルの需要はあるはずだ。しかし、最近のBMW車のデフにはドレインプラグ(排出口)がない(=交換不要)という。 日本車ならデフオイルの交換サイクルは4万〜8万kmぐらいであろう。僅かな量(1L程度)を低い頻度(エンジンオイルの1/10の回数)で交換するのだ。 マニュアルトランスミッションを備えるクルマも激減しているため、ギアオイルの販売量はエンジンオイルに比べて格段に少なく、オートバックスでも品揃えの差は明らかだ。 稀に発生するギアオイル交換のために、個人商店で9Lの在庫を避けたいのは理解ができる。
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