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GTK 不可思議店主

世の中には変わった人がいるものだ。

そんなことは今になって判ったことではなく、いつでもどこにでも変人はいるのだが、今回、かなりの「不思議ちゃん」に度肝を抜かれたので、記録に残しておこうと思う。

まずは、度々怪しく面白いグッズをモニター提供してくれる燃費一番のスーパーてつ氏に礼を述べたい。

今回、GTK 3種の神器セットの提供を受けたので、早速モニター報告を書いたところ、燃費一番を経由して商品供給元からコメントがemailで送られてきた。
emailの内容は下の赤字<メーカーからのコメント>のとおりであり、それは今のところ燃費一番のサイトの新着情報に公開されている。
そのうち、GTK商品のレポートをまとめたページに移動されるのであろう。
なお、GTK商品のユーザーレポート(モニターレポートも含まれる)は、次のリンク先で閲覧可能である。
http://www.super-tetsu.com/nenpi/nenpigoods/nenpigoodsMidoriTire.htm

<私が提出したモニター報告(プレゼント商品の感想文)

使用感等 = プレゼント商品をテストしてみました。
レガシィのエンジンにはシリンダーヘッドが2つあるため、基本セットに含まれる1枚のGTK-III HSPの装着ではアンバランスになると思い、ヘッドカバーに貼付するのをやめました。代わりになる場所を検討した結果、インタークーラーの上流側タンクに貼付しました。せっかくの高温対応品なのに、少し残念です。
2つのピークリップは、燃料ホースの真っ直ぐな箇所に巻きました。
MPフィルターはフィッティングが良くなかったので、他の推奨装着箇所であるサンバイザーに挟んでみました。
装着から2日半が経過してから、高速道路を主体に走らせてみましたが、特段の変化はみられませんでした。
その翌日、一般道を主体に走らせますと、6速1600〜1700rpmという最も燃費が良くなりそうなエリアではあったものの、瞬間燃費計が20km/Lを超えていることに気付きました。過去に一般道の山越え(距離は100km)で平均15.0km/Lの燃費を出しているので、平坦路巡航で20km/L超というのは普通のことなのかもしれませんが、実際にはそのような値を見た記憶がないので、もしかすると良い燃費が得られるかもしれません。
過去に高速道路では平均17.4km/Lの燃費を記録していますので、それらを超えられるのか、さらなるテストを実施してみたいと思っています。


<メーカーからのコメント>
早速ですが・・・今回ヘッドが二つあるから?いえいえ4つあってもカムカバーには施工しません。
水平対向でしょうがV型でしょうが、あくまでエンジントップです。
富士山で言いますあの白い部分、です、一番トップえの施工ををするので、やめて正解です。残念ですか、いえいえ正解です。
フィッティング?汎用ですので何ら問題無いと思いますが、何か勘違いをされていませんでしょうか?
なんら問題はない筈ですので、何処かが間違っているかと思います。
なんせ水平対向のエンジンで開発されている訳ですから、スバルのインプレッサですので、レガシィでもなんら問題のない筈です。
過去にも何ら問題は有りません。何処か施工方法が間違っていませんか?、前例も無いご意見ですし。
えっ・・・ただ36時間が経って、ただ走らせただけで・・・変わると思われたのでしょうか?
そのそもそもの考え方が間違いですし、チューニングの基本的な事でチューニングに詳しい人なら、もうこの部分が間違いだと言う事が判る部分です。(把握出来る部分です)
それ自体が間違いと言うことぐらいは、チューニングをする初歩的な事です。そもそもの基本的な事が成されていない為に、それでは何をしても把握出来ないと言われても過言ではありません。
そもそもチューニングとは何処までご存知ですか?
今までチューニングはされた事は有りますか?どのレベルで、お話をすれば良いのかが把握出来ませんし、一度直接連絡を頂けませんか?できれば基本的なチューニングの事を知る事をお勧めします。
この意見では・・・申し訳有りませんが、このご意見での内容では、見出す事は不可能なドライバー様ですし、またご自身も納得が行かないかと、思いますし、余り基本的な事が事が成されていないご意見ですし、久々33年ぶりに初歩的な問題を、私も説明する事に成ると思いますが、宜しければ電話でも頂ければ御伺いし、説明をさせて頂きますので、まずは要予約で時間帯をご予約下さい。
ちょっと、チューニングと言うのを知らないと今後も問題が有るかと思いますし。知っていればこう言う事は言わないはずですし、全てがずれ込んでいるご意見ですので、ヘタすれば、車が壊れているの?ってレベルですし、私共は22年のパワーテスター歴にてその道のスペシャリストの出品です!
店頭では有りえないレビューですので、是非、連絡を取られる事を願うばかりです。店主。 
メーカーからのコメントに対する私の感想

●カムカバーには施工しないのか?
送付状(↓)の@で示した箇所にはヘッド(カバー)と書いてあるのに、話が違う。このコメントにはどういう意図があるのか。

●カムカバーが4つ?
昔の飛行機のエンジンにそんなものがあったのか? 偶数の気筒数はなかったと思うが。

●エンジントップとは何か?
一般的な直列3気筒〜6気筒なら、エンジントップはヘッドカバーだ。
縦置きのV型エンジンの多くは左右対称だから二峰になるが、どちらのトップがいいのか。また、水平対向のエンジントップはどこにあるのか。難しいなあ。トランスミッションと結合する箇所がエンジン本体のトップのような気がする。
ところで、店主は「エンジン」の定義をどう考えているのか。吸気管も含むのかな? インプレッサはアルミ製だが、レガシィはプラスチック製なんだけれど。。


●フィッティング(MPフィルタ)に勘違い?
エアクリーナーエレメントにはケースに密着するようゴムが周囲を巡っている。密着しているゴムとケースの間にMPフィルタ固定用の銅板を通せというのか。そんなことをすると、隙間が生じるではないか。それでも問題がないというのか。どれだけ大雑把なんだろう。呆れてしまう。 昔の私はSOLEXのエアクリーナーに網戸の網を使っていたが、今の私はエンジンにゴミが入るのを嫌う。

●インプレッサで開発しているから、レガシィで問題になることはない?
インプレッサで開発しているとは知らなかった。ただし、両車のエンジン部品には少なからぬ差異が存在するのだが。。。素人の店主は知らないのかな。インプレッサはNA仕様のようだし・・・

●ただ36時間が経って、ただ走らせただけで・・・変わると?
説明書(↓)のBに「何も考える事無く・・・」と書いてあるんだけど。。何か考えなければならないのなら、何を考えたらいいのか説明書に記載すべきだ。

●チューニングの基本的な事とは?
何を指しているのか。整備学校で魔法の使い方は習わないが。。。

●見出す事は不可能なドライバー?
何を見出すのかな。

●22年のパワーテスター歴だと?
私は35年の整備経験、31年の商品テスト経験を持つのだが。。。

燃費一番のサイトをよく見ると、この店主という人は、GTK製品のプレゼントを受けたモニターのレポートのほとんどすべてに対して意味の通じないコメントを返している。

http://www.super-tetsu.com/nenpi/nenpigoods/nenpigoodsMidoriTire.htm

律儀なのは良いのだが、何を書いてあるのか理解できないというのは問題である。

モニタープレゼントは今後の販売拡大のために行うものであり、レポートへのコメントは新たなユーザー獲得のための重要な宣伝文句であるべきなのに、解読不能では効果が期待できない。

店主が何を言いたいのか理解できる方がいらっしゃれば、通訳になってほしいものだ。 

この店主、「エンジン全体のメンタル的な部分を解消する」というコメントを出している。メタルではなく、メンタルだと。。なんとも面白すぎて困ってしまう。さらに、ユーザーが設定したモニター商品の適用場所に対して「何故そんなところに付けたのか理解できない」とのコメントがあった。その適用場所は、販売サイトの中に効果的だとして明記されているのに・・・モニターさんは色々なエリアを見て設置場所を決定したと思われるが、店主に馬鹿にされるとは。。。探せばほかにも面白い文句が出ているかもしれない。


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参考情報

以下の文面は、燃費一番プレゼント商品の送付状(一部)である。

商品は燃費一番を通らず、製造元から直接届けられた。

以下の文面は、GTK-III HSPの説明書(一部)である。

説明書に対する私の感想



A 5角形とは何を指しているのか。
性能をいくつかの評価項目に分類し、ノーマル品と比べて対象商品の位置づけがどうなのか、という説明をしているものがある。一例としてブレーキパッドの宣伝物を挙げてみるが、GTKの商品は何の項目でどうなったのかという内容がまったく分からない。
5つの評価項目は何なのだろう?



B何も考えず施工すればよいというが、ヘッドのどこに貼り付ければ効果的なのか。
性能が向上した試験の結果を示してもらわないと、施工場所を特定できない。
もしかすると、どこに施工しても効果があるので、指定する必要がないというのか。
だから何も考える必要がないのか。

それでは科学じゃなく、魔法だ。
しかし、そもそもヘッドに施工というのが理解し難い。店主はエンジンの構造を知らないのかもしれない。
いや、もしかすると、店主がエンジンヘッドと称する場所は通常の人が思い浮かべる「シリンダーヘッド」ではなく、エンジントップという場所なのか? エンジントップというのは、ヘッドカバーや飾りのエンジンカバーのことか? そうなると、カムカバーに装着しないという話と矛盾する。
やはり、エンジンヘッドとはシリンダーヘッドを指すのかな。



C科学とはいったい何か分かっているのか?
科学的な根拠があるから「科学」を謳っているのだと思うが、実験データは説明書のどこにも記載されていない。
念のため、GTKのサイトを見てみると、あった!!!
パワーテスト結果報告等」を謳うページがあるにはあるが、あまりの稚拙さに呆れてしまった。
現に、説明文には主観的で根拠がないとの記載がある。自分でも判っているんじゃないか!
厳密なものでなくても、ある程度の客観性のあるデータを示してくれるといいのだが、これでは素人以下だ。BOSCHのシャシーダイナモメーターが店にあるというのだから、それを活用してデータを取ればいいのに。
そうか、実態を晒すとマズイことになるんだね。

1500ccのインプレッサが61馬力というのが不可解だ。MAXではなく、4000rpmぐらいのデータなのかもしれない。そうなると、施工後を異なる回転数(例えば4500rpm)でテストすればパワーアップしたという結果を簡単に作りだすことが可能だ。

以下の文面は、MPフィルターの説明書(一部)である。

Dトリプルパワーとは、いったい何だ???
説明書には、【1】パワーアップ 【2】トルクアップ の後に、【3】ベストドライブ 【4】エコ と書かれている。4つの項目があるのに、トリプルとはこれいかに?

Eサンバイザーに挟んでみたが、音響効果に体感できる差は見出せなかった。
店主のコメントもない。何かアドバイスはないのか?

MAY2015

 

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