点火プラグ交換

 

水平対向エンジンのプラグ交換は、直列エンジンと比べてとても面倒なので、交換頻度を低くすることができる白金プラグが有用だと思われる。今回はイリジウム合金の中心電極および白金チップが埋め込まれた接地電極をもつ NGK IRIDIUM MAX を装着することにした。

 

16mmのプラグレンチを用意すれば、あとは100mmほどの適当なエクステンションがあればよい。GC8 C型のプラグ交換では、KTCソケットと100mmエクステンションで作業を最も行い易い深さ(長さ)となった。ハンドルは3/8である。

プラグ交換をするうえで何が面倒かというと、補機を外すことである。左の写真においては、エアクリーナーボックスから蛇腹までの部品が邪魔になる。また、右の写真においては、ウォッシャータンク、バッテリが邪魔になる。

邪魔ものを外すと、このようになる。ヘッドカバーに手が届いたら、あとは簡単である。

12mmのボルトを緩めてコイルユニットを取り出し、プラグレンチで古いプラグを外し、新しいのを付ければOK。

2万km使ったIRIWAY 7番である。最近は街乗りだけしかしていないのに、意外に焼け具合がキレイであった。インジェクション車は燃料コントロールがものすごく上手になされているということをこのプラグで知ることができた。中心電極はやや消耗しているように見えたが、接地電極は特に何も異常はなかった。寿命は接地電極側に依存するはずであるが、どれぐらいダメになったら終わりなのか分からない。今回はIRIDIUM MAXの熱価をノーマルと同じ6番とした。

 

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