エンジンオイル交換

用意するものは次のとおり。

ドレーンプラグに合うサイズのメガネレンチ、オイルフィルターエレメントに合うフィルターレンチ、廃油受皿、エンジンに適するオイル。

 

オイルパンに工具が届くようならジャッキアップする必要はない。

エンジンアンダーカバーが装着してある場合は取り外さなければならないこともある。

エンジン停止直後はオイルや排気管が熱く、作業をするとやけどを負う恐れがあるので、しばらく放置して温度が下がるのを待つ。その間にエンジン内に行き渡っているオイルがオイルパンに落ちてくるので都合がよい。

ついでにオイル漏れ等のチェックもしておく。

ドレーンプラグを緩めて、廃油の受皿をオイルパンの下に用意する。

ドレーンプラグを外すと、ドバッと廃油が流れ出る。手にかかる恐れがあるので、オイルが熱いうちに作業してはならない。

6000km、8ヶ月使用したオイル(Mobil 1)はかなり汚れている。

オイルフィルタは交換してもしなくても、一旦取り外す。オイルラインやフィルタ内に残った廃油を抜き取るためである。

スバルの水平対向エンジンのようにフィルタが上向きに設置されている場合は、取り付ける際にフィルタ内に新油を満たしておくと、オイル交換後に新油がエンジン内を循環するまでの時間を短縮することができる。

ドレーンプラグとフィルタの締め付けを確認した後、エンジンルームの注油口から規定の量よりやや少なめのオイル(規定量が4.5Lなら4Lでいい)を入れ、エンジンを始動してオイルを循環させる。

エンジンを停止して5分後に油面を確認する。Lレベル以上の量が確認できたら、少量ずつオイルを足して油面を調整する。一度に量の調整をしようとすると Hレベルを越えてしまうことが多いので、2〜3日かけて徐々に増やしていくとよい。

激しい走り方をしなければ、Lレベルまで入っていれば何ら問題はないので、クルマを通常に使いつつ「朝、始動前に計って少なければ注ぎ足す」という作業を2〜3度繰り返して冷間時に HとLの真ん中(温間時にHの少しだけ下)を最終目標にする。

 

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