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Magnatec  FE オイル交換

SUBARU純正のCastrolオイルを使い始めたのは昨年の7月であると記録に残っている。しかし、今日までの走行距離はわずか4559kmに過ぎない。

走行中の感触ではオイルの劣化は特に認められなかったが、1年を超えて使うのは精神衛生上良くないと判断し、交換作業を進めた。

5000kmも使っていないことから、廃出した油はあまり汚れておらず、光にかざすと透明感が残っていた。

私は今までEJ20ターボエンジンにはSAE40が適すると思ってきたが、今回は純正と同じSAE30を初めて試してみることにした。もはやハードな走りをしないため、街乗りでの燃費向上を目指したのである。エンジンからガラガラ音が出る(粘度が低下する)までの距離が短くなったとしても、それはまあ仕方がないことと考えよう。

果たして燃費は改善されるだろうか。17JUL2010

Magnatecオイルにはエステルが入っていて金属に吸着するというが、低粘度オイル単独では何となく不安なので、OBERONの添加剤A620を入れてみよう。これはオイルの粘度を高める作用があり、意図と矛盾するが、基準添加 率の最小である2.5%なら大きい変化はないだろうと思う(もっと少なくてもよかったかな・・・)。

A620という添加剤は粘度指数向上剤が主体のようなドロッとした水飴状の無色透明の液で、そのままではエンジン油ときれいに混和しない。したがって、規定量よりも少なめに入れて暖めたエンジン油にA620を注ぎ入れてから、エンジンのオイルポンプによって撹拌するのがいいだろう。

このサイト(↓)にA620の特徴が書かれているが、説明が支離滅裂でよく分からない。http://item.rakuten.co.jp/omc-japan/add_a620-001/

まあともかく、これは粘度の低いオイル(0W-20、5W-20、5W-30など)に対してちょっと不安を抱く人にとっての安心材料という感じでいいのではなかろうか。私はそんなふうに思っている。

 18JUL2010

【追記1】レクサスの試乗会に参加するために高速道路を走らせてみたところ、エンジンノイズが極めて小さくなっていたことに気が付いた。5W40は使い古しではあるものの、5W30+A620でこれほどまで変化するとは思っていなかった。燃費は一般道をわずかに含んで15.7km/Lであった。19JUL2010

【追記2】抜いたオイルをプラスチック製のコンテナに入れたままで1ヶ月ほど放置しておいた。そして廃油缶にそれを流し入れたところ、コンテナの底にはスラッジが汚らしくこびり付いていた。そんなものを目にすると、きれいに見えた廃油にもたくさんの汚れが含まれていることが分かった。毎日乗るのなら気にならないかもしれないが、週に1度か2度しか乗らないのなら、オイルパンにスラッジが溜まらないように短期間でオイル交換をするほうが良いようだ。21AUG2010

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