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エアコンクリーンフィルタ交換

最近のクルマのエアコンにはクリーンフィルタが装着されていることが多く、レガシィにも装着されているとカタログに記載されていた。

昨今の清潔志向から、 花粉やディーゼル煤煙を取り除いてくれることが期待できる。

フィルタの交換時期は1年または1万kmということになっているが、一方で目詰まりして風量が少なくなってきたら交換時期という話もある。

1万kmと言っても、フィルターの汚れ方は都会と田舎の空気では異なるし、ファンの風量の設定や1万kmをどれぐらい時間を掛けて走ったか(高速道路 or 渋滞)によっても異なるだろう。したがって、風量の低下を目安にするのがいいと考えた。

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走行距離は1万kmを越えたが、風量の低下は特に感じなかった。

とはいえ、 フィルタはそんなに高い物でもないし自分で簡単に交換できるので、1万2千kmを目前にして一度は交換しておこうと思ってディーラーでDENSOのフィルタを購入した。

http://www.denso.co.jp/CAF/index.html

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さて、 純正装着のフィルタを外してみて驚いた。

フィルタ部分は目詰まりなんて10年ぐらい使用しない限りありえないと思えるぐらい粗く、こんなものをクリーンフィルタと呼んでいいのかと言いたくなった。

どおりでディーゼル車の後ろを走ると排気の臭いが気になったのである。家庭のエアコンのフィルタは主なゴミである綿埃を除去することを目的にすればいいが、カーエアコンのフィルタはもっと細かい粒子を除去できるようにすべきだと思う。

実際に捕捉されていたゴミは枯葉とタンポポの種で、純正のフィルタは「無いよりはマシ」といった程度であった。ディーゼル煤煙はフィルタの繊維に付着しているだけであり、捕捉したとはとても言えない。

DENSOのエアコンフィルタはエンジンの吸気用フィルタに似た構造であり、外気に含まれる細かい粒子を除去してくれると考えられる。

初めから純正のフィルタの状態を知っていたなら、納車直後に交換しただろう。車内の空気をきれいに保つためだけではなく、熱交換器の汚れを防ぐためにも純正フィルタ を漫然と使い続けることは避けねばならない。

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