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ルームエアコンは進化しているか?

1995年に購入し、引越であちらこちらに連れまわした三菱電機の2.5kWエアコン(2階に設置)が動かなくなったので、入れ替えることにした。

そのエアコンは、同時に買った三菱電機の2台のうちでも古いほうのタイプであったので、性能(効率)は良くなかったが、使用頻度が低いので、電気代は軽視してずっと使い続けてきたのである。

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今回の購入品(東芝2.2kW)は2019年製である。

あまり古い製品と比べても意味がないので、1階で現役の富士通の2.2kWエアコン(2006年製)と比較してみよう。

設置した2階の部屋はとても狭いので、最小能力が重要になる。東芝は最小冷房能力が0.7kWとやや高く、ON-OFFが発生すると思われる。最小能力時の消費電力は130Wであり、富士通より効率は少し良くなっている。しかし、暖房は0.5kWの能力を110Wで発揮するということで、富士通より効率が悪い。

最大能力は富士通のほうが圧倒的に高く、広い1階で使う分には有利だが、2階ではあまり気にする必要はない。最新型は最小〜最大の能力幅が狭く、エネルギー効率もあまり高まっておらず、13年分の進化は大きくないと思われた。

プラズマクラスターや人の居るところに風を送ったりする付加価値を付けた製品が多くなっているのは、もはや効率で勝負することができなくなったことを意味していると理解した。

Toshiba

20SEP2019

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