サントリーのビールを飲んだ経験はあまり多くない。いや、ほとんどない。

なぜか。

それは、おいしくなかったから。

おいしくないと知っている程度には飲んだ経験はある。

どこで飲んだのか。。　飲食店でサントリービールなど出しているところは滅多にない。

ということは、缶ビールを買って飲んだのであろう。ペンギンのＣＭに惑わされて買ってしまったのかもしれない。

それとも、もっと新しいＣＭか（うまいんだな、これが）。

 

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現在でも、飲食店で瓶ビールを注文すると、「キリン、アサヒ、サッポロ？」と聞かれることが多い。やはり、サントリービールは人気がないようだ。

とはいえ、数多の缶ビールの中で最も強いインパクトを受けたものは、プレミアムモルツなのである。

あの華やかな香りは、他では感じられない素晴らしいものだ。

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プレミアムモルツが美味しいのだから、普通のモルツも悪くないはずだと勝手に思い込み、昨年、試してみたことがあった。しかし、これが美味しくなかった。

両者は名こそ似ている（同系統だと認識してしまう）が、まったくの別物なのであった。

どうしてプレミアムモルツは美味しくて、モルツはまずいのか。。　サントリービールにはブランドイメージを構築するという意識がまったく存在しなかったのだと思われる。

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このたび、モルツは Ｔｈｅ ＭＡＬＴ’Ｓ という名になって缶のデザインも変わった。

そして、無料で試す機会ができた。

飲んでみると、従前のモルツとは味わいが大いに変わっていて驚いた。 プレミアムモルツの仲間になったということが、ここにきて、ようやく感じられるようになったのだ。 プレミアムモルツのように華やかな香りが特別に目立つということはないが、全般的な味や香りの表現はプレミアムモルツと同系統で、サントリーが短期間で確立したプレミアムモルツというブランドイメージをしっかり生かそうとする方向性を認知できた。 通常価格帯の中で、サントリーがやっとまともな味のビールを出してくれたのは、喜ばしい。 この味なら、出費を厭わない。 SEP 2015 - - - - - - 6缶パックの店頭価格は995円（税抜）で、一番搾りより安かった。 これは税率改正を見込んだ動きなのか。