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個室居酒屋の質

駅前の繁華街を訪れると、個室居酒屋という店をよく見かける。

昔は大衆居酒屋の広いフロアに知らない人たち(団体)と分け隔てなく入って、それぞれに少し気を遣いながら宴会をしたものだが、いつの頃からか、個室があるということを「売り物」にする居酒屋が現れ、増えてきた。

個室といっても、安物の居酒屋では完全に遮断された部屋ではなく、形ばかりのものであって、声はほとんど漏れていくから、却って大声が迷惑になることが多い。

周囲から見えないので、ばか騒ぎに歯止めが掛からないのだ。

まあ、そんな連中はさておき、少人数で食事をしようと思って訪れると、料理の不味さに閉口することが多い。いろいろと趣のあるブランド(名)の店はあるが、元締めは同じなのだろうか。

最近知った名前では、兼六庭園というのがあった。関内には多くの店があり、どこに入ればいいか迷うのだが、これは印象に残る名前だ。入っていないので分からないが、兼六園とはまったく関係はないはずだ。誤認して入ってもらうことを狙っているのだろう。

また、その系列で獺際屋というのもある。これも旭酒造の獺祭とは関係がないはずだが、同じ読み方なので、誤認してくれることを狙っていると思われる。

誤認商法として、私は魚民に引っ掛かったが、上述の2店の名は特に問題はない(訴えられることはない)。しかし、何か関連があるのではないかと思わせて誘い込むという観点で、質は良くないと思われる。

 

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