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これもOEMなのか?
アイリスオーヤマのRV BOX 800を長年愛用している。
緑色のケースに灰色の蓋というイメージが定着していたが、一時期、スケルトンがブームになったときにはRV BOXにも半透明の仕様が発売され、奇異な目で見ていた(そんなに流行を追わなくても・・・)。 今般、折込チラシに目が留まった。 RV BOXに黒色のバリエーションが追加されたのか! いや、よく見ると、LB-BOXだ。別のカラーバリエーションをOEMで出すことにしたのか? 800タイプで1280円なら安いじゃないか! LBBOX 買いに行く前にちょっと下調べをしておこうと思い、インターネットで検索してみると、見つかった。 すでにLB-BOX 800を買った人がいて、RV BOX 800との比較がなされている。 http://minkara.carview.co.jp/userid/661327/car/564137/4852828/parts.aspx 形状は同じように見える。しかし、両者は別物であるという。 どういうことだ。OEMではないのか。 「蓋が柔らかい」と書かれていたので、耐荷重を調べてみると、LB-BOX 800に関しては情報がなかった。 ただし、バリエーションのひとつであるLB-BOX 600の耐荷重は示されており、その数値はなんと10kg! RV BOX 600の耐荷重は80kg(RV BOX 800も同じ)なので、雲泥の差がある。 RVBOX
私はRV BOX 800を道具箱としてだけでなく、踏み台としても使用している。安いからもう1つ買ってみようと思い立ったが、買いに行かなくてよかった。 LB-BOXはOEMではなく、単に形を真似た偽物だったのだ。 わずか500円程度の節約のために、偽物を買うことはない。 まあ、偽物だと知っていて買うのなら、また、踏み台として使用しないのならいいのかもしれない。 荷室に積む道具箱として大きさは適当だし、耐荷重が小さい(柔らかい)ということは、薄くて軽い(持ち運びが楽)と考えられる(材質が同じなら)。 LB-BOXを展開しているのは、やはり悪名高いあの会社であった。 変な話だが、次から次へとよく悪巧みを思いつくものだと感心してしまう。 RV BOXはグッドデザイン賞を受賞した商品である。だが、意匠は登録されていないのだろう。したがって、偽物を自由に作っていいのだ。Gマークを貼らなければ。 なお、アイリスオーヤマのサイトを見ると、RV BOXにも黒色のタイプがあることが判った。 http://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=10rvbox_mx - - - - - - - - - LB 別件でコーナンに行ったとき、LB-BOX 800の実物を確認してみた。触ると明らかに作りが雑で、蓋の裏には補強が入っているもののグニョグニョした柔らかさがあり、確かにRV BOX 800とは別物であった。ただ、耐荷重は20〜30sぐらいはいけそうだと感じた。15MAR2015 |
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