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フロアマット

2006年8月にBL5を注文した時、純正のマットを買わずに社外品を選択した。

その理由は純正マットの価格と品質のバランスに疑問を持つようになったからである。

これまで、純正マットは高価なものだけに品質が良いのだろうと思って新車購入時には迷わず注文していた。しかし、GC8インプレッサで10年ほど使うと穴が開いてしまったことから、耐久性が抜群に高いというわけではないことを知った。

社外品が安いことは以前から雑誌広告などを見て知っていたものの、品質に不安があったので手を出さなかった。だが、今回はメーカーの宣伝(純正マットの基準をクリア!)に騙されてみてもいいかと思って一度試してみることにした。

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社外品のマットにはヒールパッドの有無を選択できたのだが、「無」とした。そこには、変な位置にヒールパッドが装着されるため、起毛部分の品質を確認するため、デザインを損ねないため、という3つの理由があった。

だいたいヒールパッドは赤色の枠で囲んだところに装着されることが多く、GC8の使用経験から想像して、そんな位置にあっても恐らく意味がないと想像できたのである。まあヒールパッドの位置決めは製造時に作業員の手に委ねられているので、注文時に希望の位置を指定することは可能だったと思うのだが、「どこに負担が掛かるのか」を車両の使用前に正確に予測することはできないので、指定できなかったのである。

実際、最も負担が大きくなる箇所は黄色の丸で囲んだ2箇所であり、GC8の事例と近い場所である(GC8は1箇所だった)。使用開始から僅かな期間で毛が抜けているのが目に見えて分かるようになり、5年経った現在、3万kmしか乗っていないのにすでに毛は抜けてビニールの下地が見えてしまっている

これを見ると、社外品は誇大広告を出しており、品質は純正品よりも明らかに低いと言わざるを得ない。しかし、ビニールの部分は純正品よりも硬いため、もしかすると穴が開くまでの耐久性でみれば優れているかもしれない(まだGC8の1/3の距離しか使っていないが・・・)。

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下の写真はサーキット走行用の設定(軽量化)だが、表面を見てみると毛羽立っている箇所は当然ながら上のマットと同じである。

上の赤色の枠の部分にパッドが付いていても邪魔になるだけで用をなさないのだから、このような自作マットをしばらく使ってみて負担が大きい箇所を特定し、それからヒールパッドの位置を指定して注文するのがいいだろう。30DEC2011

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