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うなぎ

この夏はニホンウナギが絶滅するかもしれないというニュースを何度となく目にしたものだ。

http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201308100078.html

 

大好きな鰻が食べられなくなってしまう日が間もなくやってくるのだろうか。

 

ところが、いざスーパーマーケットの魚売り場に行ってみると、いつでも大量の蒲焼が並んでいるのを目にする。いろいろな店で観察してみたが、どこに行っても同じようなもので、「欠品で迷惑を掛けます」という店はひとつもないのが現状だ。

いったいどうなっているのだろう。

まあ今のところは養殖業者は育てた(育った)うなぎを出荷し、加工業者はそれを処理(調理)しなければならないのかもしれないが、それにしても店頭にある蒲焼の数は多すぎるのではないか。

冷凍で流通しているものが多いのだから、そんなに売り急がなくてもいいと思うのだが、どうして3割引きや半額にしてまで店頭に並べるのか。

 

日々廃棄処分されている蒲焼の量は相当なものになるだろう。

絶滅を心配しながら、食べずに捨てるなんて・・・

 

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今月、うなぎは「かごの屋」で食べることが多かった。この「ひつまぶし」は2回注文したが、何ら問題なく提供されたので、やはり絶滅危惧という実感が湧かない。メニューに数量限定とか欠品しているとか書かれていれば、それなりに気にするかもしれないのに。

写真:かごの屋

 

まったく危機感がない中ではあるが・・・今後も我々がうなぎを食べ続けられるようにするにはどうすればいいのだろう。

消費者が食べる量を減らせば生産する量が減り、養殖のために捕獲するシラスウナギの量が減って資源が保護されるのだろうか。消費者の多くがそう思って買い控えをするから、スーパーマーケットのうなぎが売れ残っているのかもしれない。

 

私の「うなぎ愛好度合」が一般的にどれぐらいに位置づけられるのか分からないので何とも言い難いところであるが、個人的にはスーパーマーケットに毎日うなぎが並んでいる必要はなく、週に1日だけ蒲焼が出ていればいいのではないかと思う。

A社では土曜日、B社では日曜日、C社では水曜日など、店によって並べる曜日を決めてくれるのなら消費者もそんなに困らないだろう。

24AUG2013

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