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車両重量

クルマ雑誌のテスト記事に車両のコーナーウェイトが掲載されていることがある。

なかなかマニアックで面白いが、そんなところを見ている人がどれぐらい居るのか。

コーナーウェイト

http://www.kakimotoracing.co.jp/07-00_technicalservice/07-02_tsv-corner.html

多くの人は「前後重量配分が49:51で、これは後輪荷重のほうが大きいのか!」というレベルで見るぐらいだろう。私もそのような単純な目で見るだけであった。

ただ、車両全体の重量に関して、併記されているカタログ値と少し異なっていることが多いのは気になっていた。

カタログ値とは、どういう条件で測定したものなのだろう。

カタログの「車両重量」とは、燃料は満タン、オイル類と冷却水は規定量、スペアタイヤや工具等は積んでいない状態という話である。

そうなると、普通に乗っている状態のクルマはカタログ値より少し重いということになるだろう(燃料の残量によるが)。

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さて、我がBL5レガシィの車両重量はカタログでは1480sとなっているが、実際の重さはどれぐらいなのだろうか。

雑誌テストのようにコーナーウェイトを測るチャンスがあればいいのだが、サスペンションは標準設定のままなので、測定する意味がない(車高調整式なら意味がある)。そうして、一般人は実際の車両の重量測定など一度も経験せずに車両を手放すのであろう。

私もこれまでに乗ったクルマはすべて、本当の重量など知らないまま手放したが、今回、ひょんなことからBL5の車両重量を測ることになった。

それは、ごみ処理センターで実現した。ごみは10s単位で課金されることになっており、センターでは「車両+ごみ」の重さから「車両」の重さを差し引いて、ごみの重量とするのだ。

クリーンセンターへの家庭ごみの持ち込み方

http://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/33/28894/001448.html

そういえば昔、軽トラに廃材を積んで処理センターに捨てに行き、そんなことをした経験はある。

 

今は便利な世の中なので、自分で自家用車に乗ってそんなところへ行く機会がなかったということである。

では、BL5の重量はいかほどであったのか。

それは、1480sであった。

BL5に対しては軽量化を一切施していないから(こんなことは人生で初めて)、軽くなる要素は燃料の量ぐらいだ。だいたい満タンからマイナス10Lぐらいか。

重くなる要素はたくさんある。高容量バッテリ、スペアタイヤ、車載工具、フロアマット、段ボール箱、カーナビ、缶コーヒー・・・

燃料の減少分と雑多な物の重さが同程度だったのかもしれない。APRIL 2015

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昔、素人が手を下せる範囲で車両の軽量化を頑張ったことがある。

大量のごみ(エアコン、後席、フロアカーペット、遮音材、運転席・・・運転席は軽いものに替えただけだが)が出て、かなり軽くなったはずだが、いったいどれぐらい軽くなったか分からないままであった。

作業の前後にごみ処理センターで測定しておけば面白かったかなと思う。

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