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move

L  SA

FWD

CVT

119.88万円(8%税込)

 

 

 

 

Black interior (革巻ハンドル含む)

+21,600円(8%税込)

 

 

写真:富士重工業

2014年12月、MOVEが新しくなった。

MOVE CUSTOMの試乗車は多くの店舗に配備されているが、ノーマルタイプの試乗車はあまり見かけない(ダイハツは利幅の大きいCUSTOMを売りたい)

MOVEと共にOEMのSTELLAも新しくなった(FWD/LA150F、4WD/LA160F)ので、SUBARU販売店にも検索の範囲を広げてみたところ、老母が昔VIVIOを買った店にノーマルタイプの試乗車があると判った。

ダイハツの店でMOVE CUSTOM Xを試した後、隣のSUBARUの店に移り、STELLAをいろいろなパタンで検討することにした。


【老母が運転、私が助手席】
老母の第一声は「ハンドルが重い」であった。CUSTOMより重いというのは考えにくいが、個体差か、それともタイヤの違いか?
なお、タイヤはBS製であった(MOVE CUSTOMは不明・・・BS以外にDUNLOP、HANKOOKなどもある)。
また、先程のCUSTOMよりも騒々しいと感じた。
エンジンがカタカタとうるさく、トランスミッション(CVT)は以前のモデルと同じようにキーンというノイズを出していた。これは、単に車両が冷えていて本調子ではないということであったのか。それとも、ノーマルタイプとCUSTOMとでは遮音材の詰め方が異なるのか。

【私が運転、老母が後席】
12月に乗ったMOVE CUSTOM Xと乗り味が異なるのか確認するため、私が運転してみた。
何となく遮音が甘いような気はしたが、前回とは乗り方や場所があまりにも異なり、比べることは困難であった。
老母は「後席は体が安定しない」と、私と同じように不満を述べた。
Dレンジでは、PWRスイッチがONでもOFFでも「アクセルべた踏み」で5000rpm程度しか回らず、全力加速になっていなかったのが残念であった。
試乗車のステアリングホイールのグリップ部には革が巻かれ、優しい感触が良かった。メーカーオプションのブラックインテリア仕様は、シート色が黒になるだけで2万円もUPするものなのかと思っていたが、革巻きハンドルになるのなら理解できる。

【老母が運転、私が後席】
MOVE CUSTOMと比較するため、STELLAの後席にも乗ってみた。
タイヤノイズは同様に聞こえてきたが、荷室は静かであった(個体差、それともCUSTOMにはガラクタが積んであった?)。乗り心地やエンジンノイズもCUSTOMと同様であり、特に差別化を意識することがなかった。

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少し長めに乗ると、騒々しさに慣れてしまうのか、あまり不満を抱くことがなくなった。いや、車両(エンジン、ミッション、ダンパー)の温度が高まることにより、本来の性能を発揮するようになっただけか。

ちょっと分からないので、ノーマルタイプとCUSTOMの差異について、ダイハツの相談室にでも聞いてみよう。

・パワステの設定
・遮音材の多寡
・脚の設定

03JAN2015

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【ダイハツに問い合わせ】

メーカーの相談室に聞いてみたところ、自然吸気エンジンのモデルでは、ノーマルタイプとカスタムのいずれにおいても、ボディ、遮音材、脚、パワステの設定は共通である(差を付けていない)という回答があった。

即ち、上のような経験は、単なる個体差を感じただけという話になる。

また、シートリフターの付かないL(←試乗車や展示車として近隣には存在しない)の着座位置が気になったので聞いてみたところ、リフター付きは、リフターなしの位置を基準にして上に30o、下に15o動くのだという。

13JAN2015

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STELLAの試乗の翌日(04JAN2015)、私は普通のMOVEの「X」を試した。

Custom

RS  SA

FWD

CVT

159.3万円(8%税込)

 

写真:富士重工業

 

上記とは別のSUBARU販売店に行くと、STELLA CUSTOM(MOVE CUSTOMと同じ)のターボモデルがあったので、ちょっと乗ってみた。

ステアリングの操舵感は滑らかで、エンジンは静かに滑らかに回り、乗り心地も滑らかで穏やかであった。

MOVE(STELLA)の各タイプを試してきたが、このRSというタイプには圧倒的な上質感が備わっていた。

こんなにも乗り味に差を付けることができるということに対し、驚きを隠すことができなかった。

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MOVE Custom「X」と「RS」の価格差は12.5万円(税抜)である。装備品の差異(アルミホイールのサイズ、ステアリングホイールグリップ部の材質)を除くとターボの部分は9万円ぐらいであろうか。

わずか9万円アップでこの上質感が手に入ると知ったなら、「X」を選ぶのは難しくなるだろう。

なお、MOVE Custom「X」は、STELLA「R」に相当する。

04JAN2015

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【参考】ノーマルタイプMOVEの「X」(=STELLA「G」)と「Xターボ」(=STELLA「GS」)の価格差を調べると、わずか6万円(税抜)であった。装備の差は革巻ハンドルのみなので、それを除外すると「ターボ代」は5万円に過ぎない。もし、L150Sの時代のように「L」にターボ付きタイプがあれば、かなり魅力的なものになるだろう。

L  SA

FWD

CVT

119.88万円(8%税込)

 

 

2-tone color
+5.4万円(8%税込)

 

写真:富士重工業

【購入に向けて】

オカンの原動機付き草履(L150S)の車齢が9年半になり、また、2015年4月以降に届け出た軽自動車の税金が現行の50%アップになるというので、3月末までに新車を買うことにした。

上述とは別のダイハツの店を目指してL150Sを走らせていたが、その手前に上述とは別のSUBARUの店があるので、まずは参考のために見積書を作ってもらおうと思い、立ち寄った。このときは、まだダイハツの店で買うつもりであった。

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SUBARUの店にあったSTELLAの試乗車を見ながら、注文する仕様の最終確認を実施した(MOVEもSTELLAも基本的な仕様は共通)

・外板色:老母は上述のSUBARUの店で見た淡い緑が気に入ったようだが、その色をベースにした白ルーフの2トーンカラー設定もある。試乗車は珍しい2トーンカラー仕様であり、運良く実物を確認することができた。しかし、老母は「白い屋根はいらない」とのこと。では、薄緑の単色で決定。
・内装色:上述のSUBARUの店で見たブラックインテリアが良いと老母が言うので、希望に従う。ベージュ色のシートには衣服の繊維が絡みつき、微妙に汚れたように見えるので、販売員もブラックインテリアを勧めるとのこと。革巻ハンドルは私の気に入りだ(特に寒い日には有用、老母が革巻きハンドルを気に入っているかは不明)。
・シートリフター:ブラックインテリア仕様にはシートリフターが備わる。それが役に立つか否か確認してみると、座面の「前上がり」が嫌いな老母は、前端があまり動かずに後端が高くなっていくリフターの動きを気に入った。
・チルトステアリング:ブラックインテリア仕様を選んでも、チルトステアリングは非装着のままだ。「SA」を選ぶと装着されるというのは変な感じがする(Lのみ)。LA150S/Fでチルト機能のない車両の確認はできていないが、ダイハツが変な設定をしていないことを期待する(現オカンの原動機付き草履にはチルトステアリングもシートリフターもないが、適正なポジションになる)。
・アイドリングストップ:短時間(短距離)走行が多い老母には無用の長物であるが、標準装備なので外すことはできない。老母も煩わしいと言って嫌うし、エンジン油温をある程度高めて使用すべきなので、毎回スイッチをOFFにしてもらおう。
・スマートアシスト:この装備があるからMOVEがヒットしたのだが、老母は要らないと言う。まあ、それならそれでいい。
・グレード:試乗車のLで装備は充分だ。タイヤが減ったら、アルミホイールと共に購入しよう。

では、もう一度乗ってLA150F/Sで本当に良いか確かめてみよう。

【老母が運転、私が助手席、販売員が後席】
LA150F/Sに乗るのは3回目なので、老母も慣れたもので、「スッと速度が高まるし、乗りやすい」と述べた。PWRスイッチはOFFであったが、気にならないのならそれでいい。


SUBARUの店の往復で現オカンの原動機付き草履(L150S)に久しぶりに乗った。そして、基本設計は12年前のクルマでありながら、その出来の良さに改めて感心した。
そうは言っても、最新のLA150F/Sは明らかに静かで、脚のコントロールが上手で、圧倒的に上質であった。これなら乗り換える意味がある。

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「参考」のために出してもらった金額に不満がなかったので、ダイハツの店に行くのをとりやめ、次のオカンの原動機付き草履はSUBARU STELLAに決定した。
この店を訪れるのは2回目である。初回はGP型インプレッサ(EyeSight装着車)を試乗させてもらい、軽自動車を運転する猿に遭った記念すべき店なのであった。
注文した車両の届出時期は2月末だという。意外に早いものである。STELLAはあまり売れ行きが良くないのかな(2014年12月は915台、2015年1月は1263台
・・・MOVEの1/10しか売れていない)。13FEB2015

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老母の眼鏡に適わなかったモデル

■「次は
Mira Cocoaがいい」と言っていたのに、新型MOVE/STELLA(LA150S/F)を試してから、何も言わなくなった。いったいあれは何だったのか。単に多くの人が乗っているクルマは嫌だということなのかもしれない。

■「これは走らない!」と言って、ほんの10mで試乗を終えたのは
DAYZであった。「良いクルマは10m走らせれば判る」というが、本当にそうなのか。。。シートリフターの動きやステアリングホイールの位置も好みではないようであった。

Mira e:Sは、VIVIOから乗り換えるのなら「あり」だったが、MOVEから乗り換える気にはなれないという。

■HONDAは、
N-Oneの乗り味が良くなかったので、もはや全車種が候補から外れた。なんとも極端な話だ。まあしかし、N-WGNの廉価版の乗り味も良くないことから、老母の想像もあながち外れてはいない。

■SUZUKIは端から考えていないらしい。友人・知人が乗っているモデルに魅力を感じないのか。

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≪追記≫

2015年2月のSTELLAの販売台数はちょっと良く、MOVEの1/7であった(2017台)。店舗の数はダイハツもSUBARUも同じようなものなのに、MOVEとSTELLAの売れ行きは大きく異なる。やはりSUBARUの店に来る客の多くは本物のSUBARUを買いたいのだろう(ダイハツのOEMなんていらない!)。
なお、私は特にSUBARUに愛着を持っているわけではないので、「SUBARUを買った」とは思っていない。ダイハツMOVE(のOEM)を買ったのである。

 

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