CAFE
工房のコーヒー 再び
CAFE工房(セイコー珈琲)の商品を飲んだ経験はある。 それは、オフィスで飲むドリップコーヒーがBROOKSコーヒーばかりでは面白くないと思い始め、他社の類似商品の味に興味を抱き、少し浮気したからである。 そのときに買ったのは、10種類のバラエティパックであり、宣伝のとおりならオフィスでの楽しみが増すだろうと期待した。 しかし、現実は期待と異なり、なんとなくインパクトが薄く、味わいは記憶に残らないものであった。
では、またBROOKSに戻ったのか。 いや、そうではない。 一杯19円という商品を見つけてしまったのだ。 http://www.kunitaro.co.jp/contents/goods/body_c01.html ところが、これはかなり割り切ったコンセプトの商品であり、外袋を開封すると、ドリップバッグがそのまま入っていてビックリしたのである。個別包装を省略して、その分を豆の品質(美味しさ)に回しているということなのであろうが、香りが飛んでしまう前に飲み切らねばならないと考え、1日に多量に消費することになった(チェーンドリンカー)。
このような浮気を経て、再びBROOKSに戻ってきたわけである。 だが、BROOKSの中でも安価な商品に目が向くようになり、モカブレンドを買ったまでは良かったのだが、10gだから美味しいコーヒーというものに手を出したのは大失敗であった。 10gなのに薄いコーヒーを我慢しながら飲み続け、まだまだ在庫がある中、別の商品を買おうかと思い立ったとき、BROOKSは大幅な値上げをしたのだ。
そんな折、CAFE工房からハガキが届いた。 その中に、コロンビアのブルボン種とティピカ種の豆を使ったコーヒー(10g)というものがあり、ちょっと気になった。以前、バラエティパックに入っていたはずなのだが、味の記憶はないという甚だいい加減な私である。だが、ブルボン種やティピカ種などと聞くと、興味を持ってしまうではないか。 そういうことで再度注文し、届いたコーヒーを飲んでみることにした。
ちょっとお湯を入れ過ぎて失敗したかと思ったが、CAFE工房のコロンビア(ブルボン・ティピカ)は、味わいのバランスが良く、「これは毎日楽しむことができる」と感じた。インパクトがないというのは相変わらずであるが、それは飽きない味であると言い換えてもいいだろう。 比較のためにBROOKSの10gなのに薄いコーヒーを淹れて飲んでみると、明らかに味わいが薄く、残念な商品であることを再認識した(お湯を明らかに少なくしたのに・・・)。 冷めてくると10gなのに薄いコーヒーに苦味を感じるようになったが、美味しいと思うタイミング(温度)はなかった。 しばらく、BROOKSから離れよう。 ------------ おまけ
CAFE工房のコロンビアを買うと、「おまけ」としてマンデリンとキリマンジャロの箱が付いてきた。これらも過去に飲んだ(パッケージを見た)覚えはあるが、味を思い出せないので、もう一度それらを試してみた。 マンデリン:苦味が強く出ていて、好ましい。コロンビアとは確かに違う。 キリマンジャロ:苦味が弱く、マイルドな味だ。マンデリンともコロンビアとも違う。 飲み比べをしてみると、インパクトはないが、確かに各々の個性は存在すると判った。ゆったりとした気分でコーヒーを飲むと、そういう楽しみが生まれるのであろう。 オフィスでは仕事に追われ、そうはいかないものだ。 10gなのに薄いコーヒーをまたもや比較対照に持ってきた。今回、湯の量を極端に減らしてやると、味は濃くなったが、えぐみが強く、困ったものとなった(煮ても焼いても食えないという感じ)。 |
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