リザーバを見ると、ＬＬＣの色は特に変ではなかった。

宣伝文句のとおり４年間使っても問題はなさそうだ。

20JUL2015

ピンク色のスーパーＬＬＣの使用記間が３年半を超えた。

気温が高くなり、作業がしやすくなった（人間には辛いが、冷却水温度の上昇が早い）ので、そろそろ交換してみようと考えた。

蓋を開けて覗き込んでみても、ＬＬＣの色はきれいなものであった。

しかし、底には汚いヘドロが溜まっていた。

これはいったい何なのか。

３年ぐらいで交換すべきなのか。

リザーバにヘドロが溜まっているということは、それが水路を巡っているということになる。

気持ち悪いので、今回、クエン酸を入れて洗浄してみることにした。

まずは少しエンジンを温めてから古いＬＬＣを排出。

それから、クエン酸を溶かした湯を入れ、冷却ファンが２回作動するまで冷却水を循環させた。

古いＬＬＣを排出したとき、サーモスタットが開いていなかったためか、全量を抜くことができていなかったようだ。

そのため、液色にはピンクが少し残っている。

エンジンを回し続け、サーモスタットが開くころになると、冷却水の循環が良くなる。

そうすると、こんなことになった。

上の写真と液色が大きく異なる。

水路はこんなに汚れていたのだ。

クエン酸が含まれた汚水を排出し、清水（湯）を満たしてしばらくエンジンを回し、排出すると、もうピンク色は残っていなかった。

さらに清水（湯）を入れ、朝から夕方まで走行とエンジン停止を繰り返し、クエン酸が残らないよう隅々まですすぎを行った。

冷却水が熱いうちに排出し、新しいスーパーＬＬＣを入れた。

しかし、もう１回軽くすすいでおいてもよかったかもしれない。