LenovoのPCを2014年2月に買って以来、動作はやや遅いものの、大きな不満を抱かずに使ってきた。動きの遅さは、PC本体の性能によるものなのか、周辺機器の性能を反映しているのか、私にはよく分からないので、まあどうでもいい。

運転時の音が静かなのも気に入っている。

 

ところが、先日、起動後にキーボードを認識しないという事態に見舞われた。

USB端子を挿し直せば戻るだろう（よくあることだ）と思い、マウスやプリンタも含め、すべてのUSB端子を一旦外し、挿し直したが、状況は改善されなかった。

再起動も功を奏することがなかった。

昨日までは何ともなかったのに、いったい何が悪くなったのだろう。

 

過去のPCでも原因不明の不調があり、そういうときは掃除をすると元に戻るという経験をした。ケースを開けると、2個のファンの周辺にものすごい量の埃が溜まっていたのだ。

 

今回もケースを開けて埃が溜まっているか確認してみると、ファンの羽の端が少し白くなっているだけであり、大したことはなかった。

いちおう、ブロワと掃除機を使って埃を取り除いて、それから起動すると、調子は戻っていた。仮令それが少量であっても、やはり埃は悪さをするものなのか。

 

このたび、初めてケースを開けてみて、あまりの簡素さに驚いた。今のPCの内部はこんなことになっているのだ。これなら3万円ぐらいで販売されるのも分かる。

ファンも小さいものが1個しかなく、これで間に合うのかと驚いてしまう。静かなのはメリットだが。

December 2015