2009年9月29日、アメリカでトヨタ/レクサスの380万台のリコールが発表されたようだ（CNN）。

http://money.cnn.com/2009/09/29/news/companies/toyota_lexus_floor_mats/index.htm

内容は、フロアマットがずれてアクセルペダルに引っ掛かってしまうというもの。

どうやらオールウェザー・マット（冬によく見る溝が彫ってあるゴムマット）が原因のようであるが、社外品（量販店にある市販品）だったのか？　トヨタ純正品なら移動防止用のフックの穴が設けてあるはずではないか。

後付けのマットなら形状によってペダルに影響を及ぼす可能性はある。でも、そんなことがリコールに該当するのだろうか。

もし社外品のマットが敷いてあったら、それを撤去するだけ。また、純正品がフックに引っ掛けられていなければ、正しい場所に置き直すだけ。ただそれだけ のことである。よって、人件費は要っても材料費は不要である。

なんともつまらない出来事である。こんなことで大騒ぎするのはアメリカ人だからなのか。

私自身の経験では、ディーラーの試乗車で危ない思いをしたことがある。

その車両には純正マットの上にもう一枚のマットが重ねて敷いてあり（純正マットの汚れ防止のため？？？）、それが少し滑るので初めから気になっていた。

そしてフルスロットル加速をしたら・・・アクセルペダルがマットに引っ掛かって戻らず（＝加速が止まず）、 ちょっと焦ってしまったという話。

冷静になれずパニックに陥ったら、確かに危なかっただろう。30SEP2009