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Radiator Cap

GC8 C型に当初ついていたキャップの開弁圧は0.9キロである。

サーキットを走ると何故か分からないがリザーバから冷却水があふれ出してバッテリ付近が緑の水で濡れてしまうことが多い。水温計は真ん中から動いていないため(純正水温計は信用できないが)オーバーヒートではないと思われる。そこで、水温をさらに高温で安定させてリザーバに移動する量を減らすため、冷却系の加圧具合を高めると良いのではないかと考えた。

市販品は開弁圧1.3キロが多いが、GC8 C型の配管は0.9キロを想定して設計されていることから、高圧をかけるとゴムホースの破裂や抜けの心配がある。そこで、新世紀レガシィ(BH5)純正品の1.1キロのキャップを選んでみた。これによって、若干沸点が上がり、リザーバからの水漏れが減ることを期待したが、サーキット走行後にリザーバから冷却水が漏れ出るのは相変わらずであった。

昔は水温が上昇しやすいZ32ぐらいにしか1.1キロのキャップは使われていなかったが、近頃のスバル車は1.1キロが標準になっている。空気抵抗を減らす(CD値を小さくする)ためにはラジエータに当たる風の量を減らしたくなるので、基準となる水温を上げて外気との温度差を大きくすることによって放熱量を増やそうという考えに至ったのだろう。

 

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