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ISCバルブ清掃

通常運転時(水温90℃程度)には異常はないが、暖機中のエンジン不調(水温60℃程度のときのアイドリング不安定)がたまに発生していた。症状は、無負荷アイドル状態の吸気管内圧が正常値の−490mmHgから−200mmHg付近まで下がり、エンジン回転が不安定になり、力が極度に低下することである。

その原因を探るため、ECUをテスタで調べてもらった。しかし異常のメモリはなく、ISCの数値が少し高いだけであった。

そこで、スバル車でよくみられるISCバルブの汚れによる動作不良を疑い、掃除をしてもらうことにした。この部分は、ブローバイガスが流れるため、汚れ易いという。

掃除をすると、テスタで見るISCの数値は正常になった。

走ってみると、水温90℃付近であっても、アイドリング回転に戻る際のエンジンの動きに清浄前との違いを感じた。今までは高い回転数からアイドリング回転数にまでストンと落ちていたが、ISC清掃後は一旦1000rpmぐらいで待ってからゆっくりとアイドリング回転に落ち着くようになった。この動きから、ISCが稼動するようになったと想像することができる。

オレンジ色の丸で囲んだところがISCであると一般的にいわれているが、本当だろうか。ISCはスロットルの横にある矢印で示したものだと思われる。

まあ、いずれにしても今回の整備によって変化はあった。

しかし、暖機中のアイドリング不調は、相変わらず発生するので、原因は別のところにあるのだろう。

 

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