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キャップハンガー

給油をした後、外したキャップを付け忘れそうになることが稀にあった。それを防ぐため、GC8インプレッサ(1992年発売)のフューエルリッドの裏にはキャップを嵌めておく場所が存在し、キャップを取り付けなければリッドを閉めることができないようになっていた。

セルフ給油の機会が多くなった今、キャップを付け忘れて帰る人が以前より増したことは間違いない。そこで、キャップが車両から離れないよう紐で結ばれているクルマが増えてきた。

2003年発売のBL5レガシィには紐が付いたが、そのせいでリッド裏にキャップの置き場がなくなってしまった。そうなると困るのが給油時で、ぶらんと垂らせばボディに当たるし、リッドの上に紐を回してもボディに当たってしまって気分が良くない。

私と同様に困っている人は多いようで、レガシィ関連のweblogに解決策が出ていた。そこで、早速真似をすることにした。

BL5のフューエルリッドを開けると、このようになっている。

ところが、カローラはこんなふうになっているのである。おぬし、気が利くなぁ。。。

では、解決策を進めよう。これはトヨタ純正部品「HANGER, FUELTANK CAP」である。

 

上下のツメの部分は不要なので、カッターナイフで切り取り、両面テープを貼る面をサンドペーパーで粗くしておく。

 

小さく両面テープを貼り、装着位置を決める。仮止めしてからリッドを閉め、他の部品と干渉しなければOK。

 

リッド裏に両面テープでしっかり留めれば完成。これで解決である。

 

トヨタ純正部品の品番は、77399-28010である。価格は304円也。
追記

いろいろなクルマの試乗をしてきたが、今までフューエルリッドを開けることはなかった。この作業を経て興味を持ったので、ショールームにあるクルマのフューエルリッドを片っ端から開けてみることにした。変な客である。

そこで新たな発見をした。日産TEANAには紐を引っ掛けるための小さいS字フックがリッド裏に備わっていたのである。トヨタ用の仰々しいハンガーではなく、とても小さい部品である。それは「無鉛プレミアム」の表示の下の鉄板のちょっとした出っ張り部分にちょうどフィットしそうなのである。

その部品の品番は分からないが、レガシィにまだキャップハンガーを付けていない人は試してみて欲しい。

さらに追記

フューエルリッドを開けると、ハンガーがポロッと落ちてしまった。

両面テープがはがれていたのである。

鉄板のほうにはテープが強く接着されていたのだが、ハンガーのほうは接着力が低下していた。

水に濡れたせいか、それともプラスチックには接着しにくいのか。

ちょっと考えよう。

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