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ヒューズ交換
燃費一番からウルトラヒューズのモニター品を入手し、試すことになった。
ヒューズを替えることによってオーディオの音質向上やエンジンのトルクアップなどが図れると謳っている製品は従来からあるが(Ritz super fuse)、方向性があるため取り付け&チューニングを業者に依頼しなければならないという不思議な難点があった。一方、このウルトラヒューズは端子の方向性がないので自分で交換するだけで性能を発揮するという。それが売り物である。宣伝文句は次のとおり。 「ウルトラヒューズ」は、ヒューズのエレメント(金属)部を弊社で2次加工する事で金属表面にダイオードサーキットを創出させて、量子的光電効果を得られるよう設計したヒューズです。 光電効果を得た「ウルトラヒューズ」は、ノーマルヒューズの電気抵抗値と比べ、その抵抗値がほとんど変わらない数値を示すにもかかわらず電圧(V)・電気容量(A)に於いては有意差を示します。 http://www.emile01.jp/ |
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光電効果を謳うからには光を当てる必要があるが、ヒューズボックスの中でどのようにして効果を出すのだろう。また、電圧と電気容量において有意差を示すというのはいったい何を言いたいのだろう。まったく意味が分からない。 ヒューズそのものは純正品と同じ 太平洋工業の製品(PACIFICブランド)で、違いは側面に「U」のマークが印刷されていることおよび端子が汚くなっている(何か加工が施してある?)ことだけである。1本60円のヒューズに上記の魔法をかけると、なんと1000円になる。合計30本のヒューズを取り替えると3万円である。神秘的な魔法の効果は如何に。 |
【何か変化はあったか?】 まずはヒューズを全部(追加電装品のための電源用ヒューズは除く)交換して、MDを作動させてみると、何となくヴォーカルがクリアに聞こえるようになった気がしないでもない。 時間があるときにステレオ用ヒューズ(15A)だけを元に戻して比較してみようかと思う。 【ステレオ用ヒューズを純正と差し替えて比べると】 どうしたことだろう。純正ヒューズに戻すとヴォーカルの高い音が曖昧に聞こえるようになった。また、同じボリューム設定なのに音の迫力がなくなった。ちょっと信じ難いが、Ultra → 純正 → Ultra と入れ替えることにより、そう感じられたのである。 ヒューズ交換で本当に音が変わるのか???と疑っていたが、実際に Ultra fuse装着時のクリアな音を聴いてちょっとショックを受けた。明日、家内の耳でも確かめてもらおうと思う。 【家内の耳では】 どちらのヒューズを使っているか明かさずに何度も聴き比べをしてみたところ、家内は純正ヒューズのほうが好きだと言う。違いがあるのは分かるようであるが、聴きなれない音楽に対して音の好みが現れたのかもしれない。 【エンジンフィーリングは】 通勤路にはトップギアで走るとちょっとエンジンに負担が掛かるので嫌だなと思う上り坂がある。5速ギアで走れないことはないのであるが、いつも4速ギアを選んでしまうのである。ヒューズ交換後、何となくそこで5速ギアに入れてみると、あまり負担を強いる感じがしなくなったではないか。これはなかなか面白い現象である。5速ギアに入れることをためらわず、自然に変速操作をしてしまったのは、低回転域で力が出るようになったということなのだろう。 また、高速道路では、5速 2500rpmからの加速はなるべく避けたいと思うほど低回転でのトルク感が薄かったのに、ヒューズ交換後は何ら違和感なく2500rpmからの加速を受け付けるようになった。低回転域でのストレスがなくなったので、運転はとても楽になった。 ヒューズだけでこれだけ変わるとは、とても不思議なことである。もしも燃費改善がみられたら、これは本物だと言うことができる。 【燃費は】 走り方は常に変動するので、本当のところは分からないが、現状では残念ながら燃費の向上はみられなかった。高速道路を連続して走ることがあれば、過去の値(12〜12.5km/Lで一定)と比較できるので、結果が得られたら記載しようと思う。 |
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