DRIFT練習会

秋晴れに恵まれた文化の日、DRIFTの練習をしているサーキットを訪ねてみた。

ここは鈴鹿サーキットのように2つのコースを合わせて全体を1つのコースとして走ることもできるし、2分割してそれぞれのコースでイベントを行うこともできる。2008年の秋にBL5レガシィの特性を知るためにこ のコースに来て、半分のエリア(Gコース)を走ったが、今回のDRIFT練習会は別の半分のエリア(Dコース)を使用していた。

 

Dコースと命名するだけあって、このコースは傍で見る客にDRIFTをアピールしやすいレイアウトになっている。

写真の最終コーナーは2速で回るのに適した大きさになっており、あまり速度が高くならず(=安全にアピールできる)、パワーコントロールをしやすく( =パワーが低くてもOK)、よく考えられたものだと思う。

みな練習を積んでいるようで、なかなかのものであった 。しかし、ハイパワーによってリアタイヤを空転させるという手法は派手さをアピールするものの、あまり面白味はない。フロントタイヤが完全にグリップしたままだからそう思うのだろう。ハイスピードコースでフロントタイヤも滑らせるような流れるドリフトを見てみたいものだ。

遠い記憶であり、今ほどドリフトに親しんでいなかったからかもしれないが、20年ほど前に西仙台ハイランド(現、仙台ハイランド)でドリキン土屋圭一がS13で見せてくれた走りは素晴らしく、衝撃的であった。03NOV2010

 

戻る

 

今回はDRIFTの練習をしているクルマに同乗するため、サーキットを訪れた。

乗る前に見学していると、必ずしも同じ人が運転しているわけではないが、2年前よりもレベルが高くなっていることを感じた。

私はノーマルパワーの1JZ-GTEエンジンを積んだマークIIに乗せてもらった。

LSD、サスペンションセット、等長EXマニ、大容量ラジエーター、大型インタークーラー、強化クラッチを備えたモデルはなかなか乗り易そうで、楽しそうにドライブしていた。

車両はノーマルパワーとのことであったが、280PSもあればそれなりに楽しめるので、DRIFTの練習を始めたいと思う人は、LSDとサスペンションセットだけ用意すればいい。そして、慣れてきたらこの車両のように熱対策(長時間の安定性確保)を考慮すればいいだろう。

20年以上前に私がサーキットでの遊びに使用していた70PSのクルマは、パワーでスライドを維持することが困難であったが、今は簡単に280PSのクルマが手に入るので、 練習を始めるのが容易になった。24NOV2012

 

戻る

 

inserted by FC2 system