デファレンシャルギア油交換

 

フリクションプレート式LSDがついていないデフのオイルに関しては、あまり神経質になることはない。ミッションオイルを交換するついでに作業すればいい。

 

排出口、注入口ともにプラグを外すためには 1/2(12.7mm)の差込のあるハンドルが必要である。3/8 (9.5mm)のレンチしか持っていない場合は、アダプター(3/8→1/2)だけを買ってくるといい。1/2のハンドルは使用頻度が低いので、わざわざ買うことはない。

まずは、上の注入口のプラグが外れることを確認する。なぜなら、オイルを排出した後で注入口が開かなかったらどうしようもないからである。

排出口を開いてオイルを抜く。意外にキレイであった。

磁石には金属粉はあまり付着していなかった。

新しいオイルを入れるには、専用の注入器具(注射器の大きいやつ)を使うと楽である。しかし、デフオイルの交換は2年に1回ぐらいの頻度なので、わざわざ用意することはない。じょうごとホースで十分である。

やり方は簡単。トランクの底にある水抜き穴を利用するのである。穴を塞いでいるゴム栓を外してそこにホースを通し、先をデフのオイル注入口へ入れ、もう一方にじょうごを取り付ける。トランクの中でじょうごにオイルを入れると重力で自然にデフにオイルが到達する。

デフオイル注入口からオイルがあふれるまで入れたら完了である。

 

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