ホンダ アコード試乗会にて
ホンダクリオ新東京から試乗会の案内をもらったので、杉並区の日通自動車学校まで出向いた。 新型アコードは、ヨーロッパと日本で同じもの(アメリカは別)を販売するということなので、ヨーロッパのDセグメントに属する他車に見劣りしないことをマスメディアで頻繁にアピールしている。今回の試乗会は、ブランドネームのあるBMWと比べてその出来栄えを認めてもらおうという企画である。 試乗は、教習コースの外周を2周する(90度カーブを8回曲がる)だけの単純極まりないものであったが、以下の3台を上から順に乗り比べてみると、それぞれに乗り味が違うことがわかった。 |
ホンダが自信を持って世に問うた新型アコードであるが、今回の限定されたプログラムではBMW 3erの素直さだけが強く印象に残ることになってしまった。例えば、素人がFRで走るとスピンするような難しいコースレイアウトを設定すれば「アコードは安定して良い」という評価になったかもしれない。また、比較の相手をAudi A4にしていれば、違った印象になっていたかもしれない。 自ら不利な方向へ持っていった感のある今回の試乗会であったが、様々なコースで多くの人に乗ってもらえば、アコードの良い点を見つけてもらうこともできるだろう。 |
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