走行性能をまったく考えていない車高短バネ「R-rate」を捨てる前に、なんとか生かせないかと思ってCUSCOの一番太いスタビを前後に装着してみた。
しかしバンプストロークが不足しているという欠点はどうにもならず、鈴鹿サーキットフルコースのタイムは、スタビ装着前(CUSCOバネ &T-maxのみ)より遅くなってしまった。せっかく「見れば5秒は速くなる」というビデオで走り方を研究して気合は十分だったのに、コーナー速度が明らかに遅くなったのが感じられた。
残念ながらその結果でR-rateはダメと判断して外し、以前のCUSCOバネが返り咲き。やはり突っ張り感は強いが、街乗りでもなんとか耐えられる範囲にはある。そして、CUSCOバネ&T-max&CUSCOスタビで鈴鹿を走ってみたら、なんと13秒もタイムアップでビックリ。コースに慣れてきただけなのか。
スタビ装着に合わせてアルミ削り出しのスタビリンクもワンオフ作成。ベアリングの設計ミスでガタゴトと音が出るが、まあ良しとしておこう。
スタビリンクは2年使用したが、サーキットに行く機会がなくなり、街乗りではあまりに騒々しく感じるようになったので、ノーマルリンクに戻した。そして、静かでゆるやかな走行感に満足している。 |