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電動調節式シート

運転手の体形に合わせて着座姿勢を自在に設定できると、快適に、疲れずに、余計なストレスを抱えることなくドライブを楽しむことができる。

 

2-way 手動

人間の脚の長さの個体差(個人差)は大きいので、軽トラックのシートはスライドができる。脚で合わせると、腕の長さもだいたい合うのだろう。

 

4-way 手動

キャビンの大きい軽トラには、リクライニングの機能が付いたものもある。これは運転ポジションの設定というよりも、休憩のために後傾させるのがポイントだろう。

乗用車では、普通、スライドとリクライニングの機能は備わっている。これが4-way調節(@スライド前、Aスライド後、Bリクライニング前傾、Cリクライニング後傾)である。腕の長さの微妙な違いにも対応する。

 

8-way 手動

昔、家にあったファミリア(BF5P)では、スライドとリクライニング以外に高さの調節ができた。前端は3段階(上/中/下)に、後端は無段階に調節ができた。日常走行では前後とも下端にセットしていたが、座面の角度を変えて尻の落ち着き感を高めることも可能であった。だが、前端の1段の変化(移動量)は大きく、「中」では極端な前上がりだと感じて、ちょっと使いにくかった。

 

8-way 電動

私が購入したクルマの中で唯一、BL5(D型)には電動シートが装着されていた。前端の高さを微調節できたので、サーキット走行で尻を落ち着かせたいときに役立った。ランバーサポートは無段階の手動調節式であった。

D型までの助手席は手動の4-wayであったが、E型以降は電動の8-wayになったので、ちょっと待てばよかった。

 

10-way 電動

最近のSUBARUの運転席は10-wayの電動式になっている。8-wayに加えてランバーサポートが電動調節式になっているのだ。でも、それはあまり意味がない。BL/BPでは手動でも無段階になっていたのだから。

 

12-way 電動

Audiの電動シートは、ランバーサポートの押すポイントの上下調節が可能である。これは体形や骨の曲がり方の個体差に対応してくれるので有用だ。 

 

18-way 電動

JAGUARの電動シートは18-wayの調節ができるというので、Audi A4より動くところが3箇所増えるわけだ。

座面の長さ、サイドサポートの締め付け、ヘッドレストの高さ、ぐらいかな。。。 Audiには22-wayなんていうのもあるらしいが、いったい何ができるのか。

 

6-way 電動

Yaris CROSSの上級グレードには電動シートが備わる。小型車(Bセグメント)であろうと、運転姿勢の重要性は変わらない。

スライドとリクライニングは電動で段階のない調節ができるという点は好ましいが、手動で段階的に動く形態でもさほど不具合はない。

高さ調節は座面が全体的に動くものであり、低グレードの手動式であっても無段階で調節ができるので、6-wayの電動式はほとんど有難味がない

1つのモーターで6-way調節ができるというので、低コストがメリットだが、1モーターで8-wayにはできないのだろう。

24SEP2020

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私の個人的な好みを言うと、前端の高さを電動調節できるのなら、残りは手動の8-wayでいい。

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