グリルシャッター
いまごろ、こんな話題を持ち出すなんて、クルマに関する面白い情報が少なくなってしまったのだろうか。 - - - - - - - -
AE86(後期 LEVIN GT APEX)を大学の先輩が買ったとき、グリルシャッターというものを知った。冷間では閉まっており、温間で開くので、暖機が早くなり、空気抵抗が減っていいなあと思っていた。 こんなことが話題になったのは、30年以上も前のことである。 https://news.infoseek.co.jp/article/clicccar_403246/
日本の自動車メーカーは、カタログ燃費を向上させる技術には力を入れてきたが、実用燃費をほとんど考えていなかった。いや、今もあまり考えていないだろう。特にSUBARUや三菱は。。 エアコンのコンプレッサを可変容量式にしないことが、それを物語っている。グリルシャッターは可変容量エアコンよりも費用対効果の面で有利なのか。SUBARUの技術者に聞いてみたいものだ。 SEPTEMBER 2019 ---------- 【昔話】 40年以上前の話だが、ラジエータに手が届きやすいクルマにおいて、冬季はラジエータ前面の半分程度を化学繊維の布で覆っていたこともあった。 縦置きエンジンの場合、昔は(わりと最近まで)冷却ファン(カップリング)が常に回っていたので、冷え過ぎを防止(早期の水温上昇を期待)して暖房の早期稼働が実現できたのかと想像する。 また、昔、燃費を改善させるための後付け装置として「吸気を温めるヒーター」というものが存在したことから(効果の有無は知らない)、その考え方を参考に、ターボ付きのエンジン(インプレッサWRX)において、冬季はインタークーラーの前面を覆って風を当てないようにしたこともあったが、変化を体感することはできなかった。 |