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JC08モード 燃費 2020

オカンの原動機付き草履(LA150F)を選定した基準は燃費の良さではないものの、31.0km/L(JC08モード)という値には驚いた。

少し前にアルトやミラなどの軽くて背の低いモデルで30km/Lを競っていたのだから。

ところが、実際の燃費は、老母の運転では最も良い値であっても18.6km/L(累計)であり、私がとても良い条件で運転した区間燃費が25.1km/Lであった。

通常、走行条件が良い場合はJC08の値を上回るものだが、もし停止する機会がなくても31km/Lは難しいと思う。

 MOVE(LA150S)/STELLA(LA150F)発売時の燃費表示 

 

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2020年に発売され、話題になったTAFT(LA900S)は、SUZUKIのライバルより燃費が良くなかった。また、ダイハツの中でも、MOVEよりかなり悪い値(JC08モード)であり、ちょっとモヤモヤした。

 TAFT(LA900S)発売時の燃費表示 

 

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2020年8月27日、STELLAの情報がメディアを通じて発信された。

異例の長さのモデルライフになった(もうすぐ6年を迎える)LA150S/Fは、モデルチェンジが期待される時期なのに、何か新しい技術を採用することなどあるのか、とちょっと期待しながらチェックすると、その実態はグレードの整理であった。つまり、モデルチェンジが近いということが明確になったのである。

新型ではないので、私は特に興味を持って見ることはないのだが、念のため、ダイハツ/SUBARUのサイトをチェックしたのである。

すると、とんでもないことが記載されていた。

LA150S/Fの燃費の値が、異様に低く(悪く)なっているのだ。

WLTCモードに変更されたのなら、数値が小さくなるのは仕方がないと思ったが、JC08モードも存続し、追加でWLTCの値が明らかになったのだ。

上に書いたように、LA150S/Fは31.0km/L(JC08)を誇っていたのに、現行は26.4km/L(JC08)になっている。

どうして急に15%近くも低い値になったのか。

JC08モードの測定方法が変わったのか???

よく分からないものだ。

まあ、現実的ではないJC08の値がいくらであってもユーザーにはあまり関係がないわけで(31.0km/Lは絶対に無理で、26.4km/Lを超えるのも難しいと思う)・・・ まあ、今回新たに掲載されたWLTCの値は、実態に合ったものになっていたので、ようやくカタログ燃費に納得できた。

そして、JC08もWLTCも、LA150SはLA900Sよりわずかに良いということになった。そうだ。それで妥当なのだ。

市街地モードではLA900Sのエンジン効率が良く、高速道路モードではLA150Sの空気抵抗が小さいということが何となく分かって面白い。

 MOVE(LA150S)/STELLA(LA150F)2020年8月27日の燃費表示 

 

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JC08というものは廃れゆくものだと思っていたが、モデルライフの途中で大幅に値が変更された理由は何なのだろう。

普通に考えたら、WLTCのみを記載し、JC08は削除するということになると思うのだが、いったいどこでどんな力が働いたのか。27AUG2020

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