〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エンジン油革命か?!
本日の朝刊の中にENEOSのエンジン油 X PRIMEの宣伝があったので、興味を持って見てみた。 従来品と比べて静かになるというのだが、その従来品がなんと、ENEOS FINE(セカンドグレード=普及品)なのだ。 従前は、プレミアムオイルとしてENEOS SUSTINAというシリーズがあり、X PRIMEはSUSTINAの位置づけ(トップグレード)であるから、X PRIMEと比較する相手はSUSTINAでなければならない。
簡単に言えば誇大広告ということになる。 ただ、新聞には比較の相手がFINEであると明記されているのでまだマシだ。 しかしながら、Webサイトには比較の相手が明記されていない。悪質だ。
とはいえ、X PRIMEの性能はかなり良さそうな気がする。 摩擦係数のデータでは改善が著しい。こんな値を見たのは初めてのことだ。 https://www.eneos.co.jp/consumer/ss/service/oil/x_series/motoroil/prime.html
後入れの添加剤の宣伝物を参照してみると、X PRIMEの改善度が異様に高いということに気づく。 http://www.motorup.jp/product1.html
ENEOSの試験条件が分からないが、基準油の摩擦係数が同じような値なので、改善率で比較することができるだろう。 これらを見ると、エンジン油はもはやX PRIMEだけで事足りるのではないかと思うのである。 日石、三菱以外に、モービル、エッソ、ゼネラルの中にそういう技術を持っている会社があったのだろう。情報発信していなかっただけで。 ガソリンスタンドはENEOSに統合されたようだが、Mobil 1 オイルは存続するのだろうか。 OCTOBER 2020 -------------- 5W-40の仕様はC3/SNなので良いのだが、5W-30においては、省燃費の仕様(RC)とは別にC3の仕様もあるとうれしい。 |