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TOUGH and NEAT 2nd

車両入れ替え

2020年2月に購入した1stジムニー(JB64W・1型・XG)は、丁寧に乗ってきたが、装備に少し不満があった。また、不意の事故に遭遇したので、乗り換えることにした。

    

注文〜引き取り

2021年11月に注文した車両(2ndジムニー:2型、XL)は、2022年1月に完成する予定だと聞いていたが、6月になって漸く連絡があった。

その後、完成から引き渡しの準備ができるまで、さらに2週間以上の時間を要し、やっと引き取ることができた。03JUL2022

   

初期フィーリング、部品外し、部品装着

まずは販売店にてIXLをエンジン油に添加(50mL)。

それから家まで乗って帰ると、ブレーキの初期バイト感が非常に弱くて違和感を抱いた。ブレーキラインにエアが入っているのかもしれない。

また、車体の揺れが大きく感じられたので、手で揺すってみると、振幅は1stジムニーのノーマル脚と比べて大きいような気がした。不思議である(2年経過するとリンクの付け根のブッシュが硬くなるのか??? 新しいブッシュは柔らかいので、大きく揺れるのか?)。

とりあえず、1stジムニーに装着していた部品を2ndジムニーに移設し、2ndジムニーの不要な部品を外した。03JUL2022

<装着したもの>

追加アース線、LED室内灯、LEDポジションランプバルブ、LEDヘッドランプバルブ、ステアリングホイールカバー、GTKのオカルト部品、快速チップ

<取り外したもの>

ライセンスプレートの枠

  

車両確認

新タイヤの溝の深さは、8.5mmであった。

タイヤ空気圧は、メーカー指定値に準じて後輪の内圧が高くなっていたが、ばらばらであったので、揃えておいた。

XLには荷室の照明が備わるので、白熱電球(T10)をLEDに変更した。09JUL2022

  

ブレーキ周りの点検整備

1stジムニーではブレーキ周りの整備を購入後2箇月経過時に実施したが、その経験を基に、2ndジムニーでは、購入後ほとんど乗っていない状態で整備することにした。果たして、その結果は。。。 予想していたとおり、ブレーキ液の濁りはひどかった。こんなに濁った状態で一般のユーザーは3年も過ごすのか。。。 私には耐えられない。キャリパのスライドピンも同様に固着していたので、グリスアップした。これについても、一般ユーザーはそのままで3年乗るんだね。10JUL2022

キャリパのスライドピンは固着していなかったが、グリス成分の入れ替え(白色グリス⇒橙色グリス)を試みた。12AUG2022

ブレーキが固着気味になっているので、解消を試みた26DEC2022

ペダルの初期タッチが良くないので、ブレーキ液の交換、ピストンの出し入れをした。12FEB2023

キャリパのスライドピンの動き出しが固い(一旦動けば抵抗は小さい)のでグリスアップした。06MAY2023

キャリパのスライドピンの動きはやはり固い。そこで、グリスを変更してみた30MAR2024

  

初期の確認

ブレーキ周りの整備の結果や新車の状態の確認のため、170kmほど走らせてみた。

ブレーキのペダルタッチは、相変わらずソフトで、カッチリしていない。ラインにエアは入っていないはずなので、パッドとローターとがまだきっちりと接していないのだろう。

燃料を満タンにしてから、勾配の変化の少ない高速道路でだいたい3000±250rpmを維持してしばらく走行。その後は一般道で変速ギアの感触やエンジンの過渡特性など確認した。

全般的なところでは、1stジムニーと変わるところはないが、細かなところで色々な差異が感じられた。

  • クラッチペダルは、1stジムニーよりもミートポイントが手前(高い位置)にあり、奥まで踏めば動力をしっかりと切断できていると想像する。しかし、停車時に1速に入れるとき、不思議なことにガキンと音が出るのだ。1stジムニーでは、ペダルを奥まで踏んでも動力をしっかり切断できておらず、ギアが入りにくかったのだが、両者の感触はちょっと違う。2ndジムニーにおいても、1stジムニーと同様に、クラッチ液にエアが混入しているのかもしれない。

  • 変速機の操作において、クラッチの「切れ」具合が大きく影響する。したがって、まだ何とも言えないが、ちょっと入りが悪いのは気になる。1stジムニーのようにスイッと入ってくれず、途中で引っ掛かりがあるのだ。クラッチ液のエア抜きをしてみて、変化があるか確かめてみよう。

  • 1stジムニーは最初からブレーキの初期の制動感の立ち上がりが鋭いと感じたのに、2ndジムニーはとても穏やかに立ち上がる。ノーマルパッドの特性を変更したのだろうか。

1stジムニーと同じく、一般の車両と大きく違う点は、タイヤのグリップの貧弱さである。舗装された山道を特に頑張らずに下っていたとき、急カーブが出てきて、普通に入って行ったが、ギュワギュワと鳴きながら滑った(全体に外に流れていく四輪ドリフトだ)。右回りと左回りでちょっと特性に差があるような気もしたが、路面状態が大きく異なったので、よく分からなかった。ESPが作動していたかどうかは不明だ。100km走行の新タイヤなので、ブロック剛性が低いというのもあるだろうが、あまりにも限界が低い。

燃費は、まあまあ良かった。17JUL2022

ウォッシャー液を使う機会がほとんどないので、いつも最少限にして軽量化を目指している。今回も3リットルと少し抜いた。1stジムニーでは、ウォッシャー液を抜くとハンドルのセンター位置が右にずれたので、2ndジムニーでトー調整を実行する前に様子をみてみよう。なお、現行でハンドルは少しだけ左に曲がっている(相殺されるか?)。18JUL2022

直進時のハンドル位置は、予想どおりセンターに近づいた。しかし、まだわずかに左に曲がっている。21JUL2022

    

燃費

会社(工場)に出動した1日の走行(往復)ごとに燃費を測ってみよう。

夜にバッテリ端子を外し、朝に装着することで燃費計をリセット。高速巡行時のエンジン回転数は約3000rpmとした。

往復で110km程度、行程の多くを高速道路が占める走行 21JUL2022km
タイヤ空気圧:約200kPa(累計298km)
行程は昨日とほぼ同じ 22JUL2022
タイヤ空気圧を高めて(約220kPa)、低めの速度で走行したのに、作戦大失敗(累計408km)
行程は先週と殆ど同じ 25JUL2022
タイヤ空気圧は、前:約190kPa、後:約200kPa、低めの速度で走行、スーパーマーケット1軒に寄り道(累計520km)
  昨日のスーパーのすぐ近くで給油の寄り道、それ以外は全く同じルート 26JUL2022
昨日と燃費が全く同じだなんて(累計631km)
1000kmを超え、当たりがついたらどうなるか。しかし燃費はあまり良くない。タイヤ空気圧が高すぎるのか。05OCT2022   タイヤの空気を少し抜いた。そのうえでゆっくり走らせたが燃費は良くない。外気温が低下して暖機に時間が掛かるから?06OCT2022
エンジン油交換の効果はあるか? 残念ながら、A620の量が多く、粘度が高くなり過ぎた。オイルを指に取るとネバネバだ。シートヒーターを使うのを忘れていた。17NOV2022   燃費のために低速走行するのはやめて、流れに乗って走行。それでも昨日に対して燃費の悪化はほんの僅かなので、もう我慢はしない。冷間時から暖房がHiになっており、暖機に失敗。18NOV2022
かなり外気温が低くなって、暖機に時間を要する。2000kmを超えたので、大型トラックと同等以上の速度を出して4000rpm連続慣らしを実施。01DEC2022   とても寒い。1500rpmまでの暖機には時間を要する。遅めの大型トラックを3000rpmぐらいで追走しても燃費は悪い。潤滑油の粘度の高さが不利に働くのか。02FEB2023
朝夕はまだ少し寒い。その状況で80km/h近辺の巡行をした。朝にコンビニ1軒、夕にスーパー2軒に立ち寄ったので、本来の燃費はもう少し良いはず(20.9が見た最高値)。やはりオイル粘度が高いのだ。13APR2023   トランスミッションオイル(日産純正)、トランスファオイル(鈴木純正)、ZAHRENオイル(5W-40?)の効果は如何ほどか。給油の寄り道をしたが、なかなか良い燃費が得られた。11SEP2023
寄り道をせずに走らせたが、昨日より5km/hぐらい高い巡行速度であったり、最悪のタイミングの赤信号に連続で引っ掛かったこともあり、燃費は少し低下した。12SEP2023   タイヤ空気圧を260kPaに高めたがタイヤの硬さはあまり感じない。外気温の低下による影響が大きいようで燃費は伸びなかった。寄り道はなし。赤信号での停止回数は多かった。23OCT2023
タイヤ空気圧を280kPaにするとかなり硬くて跳ねる。外気温は昨日より少し高い。赤信号での停止も少なかった。往路の速度は低かったので、総合燃費は少しだけ良くなった。4816.2km時。24OCT2023   タイヤ空気圧を200kPaぐらいにすると脚の硬さのほうが強く感じられる。速度は80km/h前後。帰り道にガソリンスタンドに寄り道し、36Lの灯油を積んで帰った。寒いと燃費がとても悪くなる。20NOV2023
   
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通常の通勤で車両を使わなくなったが、一般道での燃費も適宜記録しておこう。

帰省時:17.4km/L

      

トー角

新車はいちおう規定(広い?)の範囲内に調整を受けて出荷されているはずだが、私は必ず自分の目で現状を確認している。その結果、私の測定方法ではIN 2mmとなった。この値は悪くないが、ハンドルが左に向いているのを修正したい。すなわち、左タイヤをトーアウトにすることになる。そういうことなら、まずはロッドを1本だけ調節すればいいか。 23JUL2022

      

クラッチ液交換

クラッチペダルをいっぱいに踏んで1速に入れると、ガキンと音が鳴る。きちんと切断できていないのか。そこで、エア抜きを目的にクラッチ液を抜いてみた。その結果は右のとおり。これは酷い。こんな色になるなんて! 23JUL2022

停止時に1速に入りにくい状態は残っているので、もう一度エア抜きを実施すると、まだ濃い色の液が出てきた。12AUG2022

販売店の試乗車と比較して1速に入れるのが渋いので、再びエア抜きをすると、まだ濃い色の液が出てきた。26SEP2022

1速から2速に入れるとき、滑らかに動かないので、エア抜きをすると、液色はあまり濃くない。それよりもミッションオイルを交換するほうが効果的かな。16APR2023

濃い色になるまでの時間はどれぐらいか。5箇月でこのような状態だ。すなわち、半年ごとに確認するといい。19SEP2023

半年が経過したので、液色を確認すると、意外にきれいであった。これまで(特に初回)は何だったのか。30MAR2024



   

KYB New SR MC

ノーマルダンパーの動きはやはり気持ちが良くない。そこで、1stジムニーで使用してきたKYB SR MCダンパーを2ndジムニーに再び装着した。本日は時間がなかったのでフロントだけ実施。リアは明日にでも。23JUL2022

リアも装着した。単体の手押しでは、ノーマルダンパーに対してそれほど減衰力は高いと感じられない。24JUL2022

  

マフラーアース設置

効果があるのかどうか分からないものの、費用はほとんど不要なので、マフラーとボディを銅線で結んでおいた。

これにて1stジムニーとだいたい同じ装備内容に戻すことができた(スピーカーだけは未交換)。24JUL2022

      

ステアリングホイール センター出し

ハンドルが曲がったまま直進するのは気持ちが悪いので調節する。まずは、1本目のロッドを動かしただけなのでトーインの値は変わらない。少し走らせてみると、ちょうどいい感じになっていた。一発解決は嬉しい。30JUL2022

    

1箇月点検

タイミングは少し早いが、初回点検に出した。

特段の点検箇所はないので、2ndジムニーでもステアリングダンパーを除去してもらった。これで操舵感がすっきりする。

険しいオフロードを走行しないのなら、ステアリングダンパーなんて不要である。

あと、無料サービスなのは良いのだが、ウィンドーウォッシャー液が満タンになっていた。軽量化を目的に抜いておいたのに、また作業をする必要がある。01AUG2022

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軽量化のため、満タンのタンクからウォッシャー液を3リットルと少しだけ抜いておいた。また、点検でタイヤの空気圧を調整しているのを見たので、足したのかと思っていたが、少し減っていた。そこで、私の基準で追加しておいた。11AUG2022

    

エンジン騒音

購入後に家まで帰る間(10km程度)、騒音は気にならなかった。その次の運転の機会は高速道路であったが、一般道に下りてからエンジンから出るジャーという音が気になった。

その後、高速道路を主体に走行する日々を過ごしたが、高速道路上でまったく気にならなかったエンジン音は、やはり一般道に下りてから気になった。油温が高くなったらジャー音が出るのか。全般的な燃費は良いので、潤滑性に問題はないと思われる。

確認のため、一般道のみを走らせると、冷間の走行開始からしばらく気にならなかったエンジン音が、ある程度経過してから気になった。油温が高まってジャー音が出るのは、純正エンジン油(エクスターF)の特性なのかもしれない。11AUG2022

    

燃料補給

燃料残量はメーター上で3コ分減っていた。1型・XGなら15Lも入らないイメージだったが、2型・XLでは19Lも入った。両方とも燃料計は10コの区分表示であるが、XGと比べてXLの燃料計の表示はかなり不正確なようである。

総走行800kmを超えたので、4000rpmまで使うようにした。ジャー音はあまり気にならなくなった。21AUG2022

            

潤滑油の在庫

1型・XGで使用したオイルの残りがあるはずなので、在庫を確認してみた。

鈴木純正デフオイル75W-85L:4L缶に1Lぐらい(?)残っているが、交換1回分には足りないかも。

TRUST GEAR 75W-90:1L缶は少し減っている(0.9Lぐらい?)ので、交換1回分には足りない。

日産純正ミッションオイル75W-85:1.8Lほどあるので、1回は交換できる。

Mobil 1  0W-40:1QT

SUBARU純正 elf 0W-30:4L

elf 900 FT 5W-40:1L

NAFCO 5W-30:4L

BOSCH オイルフィルタ S-2:1個

04SEP2022

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慣らしの後、トランスミッションのオイルは、在庫分でOK(日産純正)

トランスファ用としては、鈴木純正75W(3L)を買うのがよいか。それとも、日産純正75W-85(1L)を追加で買うか。

デファレンシャル用としては、TRUST 75W-90(1L×2缶)を追加で買うか。それとも、鈴木純正75W-85(4L)を買うのがよいか。

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トランスファ用のオイルとして、スズキ販売店で75W(1.3L)を購入し、デファレンシャル用のオイルとして75W-85(4L)を購入した。APRIL〜MAY 2023

   

ギアオイル交換 

 

初回のトランスミッションオイル交換は3855km走行時。廃油の中には多量のゴミが沈んでいた。走行中にはこんなに多量のゴミがトランスミッション内を巡っているので、変速操作に引っ掛かりがあったのだろう。やはり初回はもう少し早く交換するほうがよさそうだ。20MAY2023

初回のトランスファオイル交換は4297.4km走行時。オイルの汚れは少ないが、大きいゴミが少しあり、金属のキラキラが多数あった。初回交換は早めが良いだろう。03SEP2023

    

エンジン油交換 

初回:1575.5km時12NOV2022

2回目:4190km時。20AUG2023

3回目:4245km時。26AUG2023

    

タイヤローテーション 

 

新車時から使用してきた4本のタイヤは3000kmではほとんど減っていない。

しかし、それらと同一であるスペアタイヤは使わないともったいない。

そして、最初の1000kmぐらいのタイヤはグリップ力が極端に弱いため、初期の皮むきだけは実施しておかねばならない。

前後タイヤの減り具合に違いは感じられないが、前後サスのキャンバ角は異なる(前はポジティブキャンバである)ので、前後タイヤを入れ替えておいた。

ブレーキの作業に併せて、次は1万kmまでに実施しよう。12FEB2023

   

サスペンションスプリング

ノーマルの脚はオフロードを重視して設定されているため、オンロードで速度が高まると上屋が不安定で怖い。そこで、まずは2020年10月に(1stジムニーで)ダンパーを KYB new SR MC に変更した。しかし、ソフトなノーマルスプリングとハードなダンパーの組み合わせでは、突っ張った乗り味になってしまった。

2ndジムニーでも引き続き使用し、2年以上経過すると、だんだん落ち着いた乗り味になってきたが、それでも、スプリングよりダンパーのほうが相対的に強い印象はある。

そこで、スプリングを少し強いものに交換し、バランスを取ってやろうと目論んだ。

なお、車高が変化するのは嫌なので、ノーマル車高用のスプリングを選択した。交換作業はこちら。04MAR2023

【改良品】

ノーマル車高という謳い文句でありながら、車高が上がってしまったので、発売元に連絡したところ、新設計の後、再配送を受けたので、取り付けてみた08APR2023

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