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TOYOTA

H36

CROWN

SPORT

2.5 hybrid

Z

590万円(10%税込)

 

新世代クラウンの第2段はSPORTである。

ハリアーやRAV4の兄弟であり、SUVのスタイルなのかと思っていたが、意外に背は低い。競合をうまく避けている。

CROSSOVERと比べて全高の違いはほとんどなく、タイヤ(サイドウォール)のハイトの分だけの差である。すなわち、車室内の高さはCROSSOVERと同じようなものだ。

全長はCROSSOVERより210mmも短く、ホイールベースは80mm短い。それにより、後席の足元スペースはCROSSOVERより狭くなっているはずだ。

老母と2人で確認してみよう。

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【前席】

CROSSOVERとの違いはほとんどない。いちおう、すでに見慣れた景色と言っていいだろう。

シートヒーターやステアリングヒーターは備わっている。

リアヴューミラーはカメラが写した画像を表示するスタイルであり、距離感が掴めないことから、私は好まない。もちろん通常の鏡にも変更はできるので、実施してみたが、やたらに暗くて(反射率が低くて)使いにくいと感じた。昔のクルマに装備されていたような昼/夜(反射率)の切り替えはできない。

電動駐車ブレーキが備わるので、ブレーキホールドの機能も当然のように存在する。使ってみると、発進時にガクッと音とショックが出て興醒め。

乗り味は良好。21インチタイヤを履いているとは思えない。ハリアーで20インチタイヤを履くと、脚が完全に負けてしまうが、CROWN SPORTはしっかりしている。

 

【後席】

私が運転ポジションをセットして、その状態で後席を見ると、かなり狭いことが判った。

老母の感想も「広くはない」であったが、それよりも、シートヒーターが備わらない点は問題であると指摘があった。

乗り心地は特に問題はないようであった。

23MAR2024

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590万円もするクルマなのに、後席にシートヒーターが備わらないなんて、信じがたいところだ。

これは、2人乗りの遊びグルマなのか。

それであるのなら、後席から助手席シートの位置を動かすパワースイッチがあるというのが不可解となる。

後席シートヒーターは、CROSSOVERでも基本的に備わらない。それでも、新世代クラウンの4ドアセダン仕様にはきちんと装備されている。やはり、タイプによって後席乗員を優遇するレベルが違うということか。

なお、SUBARUのモデルの多くに後席シートヒーターが備わるので、後席乗員の快適性を重視するのなら、SUBARUも検討すればいい。

寒冷地仕様のオプションを見ると、PTCヒーターが含まれていないと判った。昔のトヨタ車には必ず含まれていたのに、どうなっているのか。でも、PHEVのRSには標準装備されているので、よく分からない。

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