TAFTとは
噂になっていたTAFTが2020年6月に発売されるという。 予約受付中という時期なので、車両についてある程度の内容が分かるようになってきた。 TAFTにも興味はあるし、それと兄弟になる次期MOVEがどうなるかも気になるところだ。
1630mmという全高は現行MOVE(LA150S)と同じであり、最低地上高はMOVEより40mm高い。DNGAの新採用によりシャシの構造が少し異なるはずで、同じ扱いはできないのかもしれないが、TAFTの室内は高さ方向に少し小さくなっているだろう。まあ、MOVEの室内は現状で充分に高く感じるので、座面の位置を調節すれば、TAFTの天井が低いと感じることはないのかもしれない。 タイヤはなかなかに大きい。モーターショウに展示されていたモデルと同じサイズで市販されるとは思っていなかった。果たして銘柄(種類)は何だろう? 普通のタイヤに見えるが・・・(ALL SEASONなら、これまた面白いところだ)
他のメディアにおいては、「(固定の)ガラスルーフが全車に標準装備」という情報が出ているが、こちらにはよく分からない記述がある。 サンルーフの有無とは何だ? 電動で開くことが可能になるのか? それとも、後席の上にもガラスが広がるのか? これについては次の機会に情報を得ることにしよう。 21APR2020 |
TAFTの情報を入手するため、正規販売店を訪れた。 予約受付中というので、車両の詳細が判るかと期待していたが、まだ公表されている情報は少ない。そんな状況ではあるものの、社員教育用資料はあるので、それに基づいてある程度の話を聞くことはできた。
上に書いたように、TAFTの全高は現行MOVE(LA150S)と同じであり、最低地上高はMOVEより40mm高いので、室内の高さ方向は小さくなると思っていた。しかし、資料によると、室内高は1270mmとのこと。すなわち、MOVEより10mm低いだけなのだ。 TAFTのフロントガラス上端は運転者から遠い(立っている)こともあり、前席ではMOVEより狭いと感じることはないだろう。 グレードはGターボ、G、Xの3タイプである。 Tantoで採用されたLEDヘッドランプの部分的遮光はTAFTにも備わり、スマートアシストには新しい機能も追加されている(Xの装備は簡素化され、装着できないものも多い)。 写真で見ることはできないが、Xにはスチールホイールが備わる。これは、カバーが付いていない「鉄チン」であり、「MOVEの廉価グレードのキャップを外した状態」と考えればいい。ハスラーのスチールホイールがきちんとデザインされているのに対して、TAFTの鉄チンはイケていない。
なお、上に書いてあるベストカーWeb記事の「サンルーフの有無」は誤りである。
TAFTのXにはエンジン回転計が備わらない。MOVEならLに備わっているのに。。。 ということで、TAFTを買うのなら、Gになろうかと思う。
TAFTの先行予約をするか、試乗車が出てくるのを待つか、次期MOVEを待つか。 23MAY2020 |
TAFTが発売されたとのニュースがあった。 早速ダイハツのサイトで情報を見ると、グレード別の写真で「X」を確認できた。 上述のとおり、ホイールはスチールであるのだが、オフロード風情のスタイリングを纏うことから、「ワイルドだろ?」という雰囲気があって、なかなかいいものだ。 「お客は自分の好きなアルミホイールに買い替えるだろうから、とりあえずタイヤを固定できれば何でもいい」というのではなさそうだ。
ルーフレールがないのも「X」のよいところだ。余計なものがないと、すっきりしている。 すでに試乗車が用意されているようなので、ちょっと試してみよう。 10JUN2020 |