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N-WGN 2019

二代目のN-WGNの販売が開始されたが、あまりにも飾り気がなくて買う気が起こらない。いや、私の感想などどうでもいいのだが、老母に提案したところで、次期オカンの原動機付き草履にはなり得ないだろう。軽自動車に華などなくていいという考えもあるが、シンプルにも程がある。31AUG2019

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本田はN-ONEで過去のモデルの面影を感じさせようという試みを行ったが、Nコロを知っていても「嗚呼、これは!」とはならず、あまり売れなかった。

 

二代目N-WGNを写真で見たとき、これはステップバンの面影を感じさせようとしていると思った。本田はもう一度、面影で商売を占うことにしたようだ。

でも、子供の頃、ステップバンは「変な恰好のクルマだなぁ」と思って見ていたので、面影商法が有利に働くのか、ちょっと疑問だ。

二代目 N-WGN STEP-VAN

 

初代N-WGNはあまりにも普通のトールワゴンであり、大人気のワゴンRと変わらないスタイリングで出てきたので、あまり売れなかった。そんなことは当たり前である。

他社のモデルに似せてしまったという失敗を踏まえて、自社のモデルに似せたというのか。

初代 N-WGN 2013年 ワゴンR 2012年

 

初代ワゴンRは、トールワゴンのパイオニアとして広く支持されたが、実は本田がその20年も前に作っていたステップバンの模倣なのであった。まあ、ステップバンは貨物車だったので、ちょっと違うのであるが。

鈴木は良いタイミングで面白いモデルを出し、ヒットにつなげるのが上手である。 

初代 ワゴンR

 

<余談>

いろいろな社会情勢によりクルマが売れるタイミングが現れるので、何かの拍子に思わぬ大ヒット商品が出て、面白いと思う。

SUBARUは初代レガシィワゴンで大ヒットを飛ばしたが、それまでにもいろいろな車種でセダンベースで荷室を広げたモデル(ライトバン)は作られてきたのに、どうして急に流れが変わったのだろう。

昭和53年頃、雑誌DRIVERでギャランΣのセダンとエステートバンの徹底比較(試乗)した記事を私は興味深く読んだものだ。

当時、セダンから派生したライトバンは4ナンバー(貨物車)が主であり、車検は1年毎であった。それはギャランΣでも同じであり、エステートバンは走りでセダンに遜色なく使い勝手で圧倒的に優れていると結論付けられていたが、毎年車検を受ける必要があるというところが減点対象となっていた。当時からエステートが5ナンバーであれば、世の流れは違っていたのかもしれない。

(参考)

 Gureの忘れられないクルマ達!

 http://nsadj0623.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

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