昔、マフラーを交換するということは、エンジンをスムーズに動かして出力を高めたいという目的があった。

しかし、現在は外観や音質を少し変えて面白がるというのが主なニーズになっているようだ。

ちょっとweblogを見ていると、こんな写真が出てきた。

SUBARU WRXのマフラーを交換したという記事である。

まあ、今の時代、こんなマフラーは普通といえば普通なのだが、よく見ると溶接個所がとても多く、ものすごく手間が掛っていると思われる。そのわりに排気効率は高いとは思えない。

私見としては「なんじゃこれ！？」なのである。 

私はBL5のマフラーを替えなかったが、GC8では１本出しのものに替えていた。現行のWRX（VAB）でも取り回しはGC8と大きく変わりはない（メインパイプは１本しかない）ので、最後まで１本で出すのが効率は良いはずだ。

１本で出すと、こんな風になる。

私の目には「これはカッコイイ！」と映るが、世間ではまた違う可能性はある（高い）。

流行も大事だが、WRXに乗るということは、そもそも時代遅れのようなものなのだから、潔くマフラーは１本であるほうがいいと思うのである。August 2020