横書きの体裁
戦後2年ぐらいのうちに横書きの体裁は英語と同じように左から右に書かれるようになったことから、実体験として右から左に書いたことはない。 ただ、右から左に書かれたものを見る機会はたまにあり、当時の記述または懐古的な思いを乗せた記述として存在する。 右から左に書く横書きについて、現代の目で見ると奇妙な印象を受けるが、それは横書きとして見るからであって、縦書きと見れば不思議なことではない。 縦に1文字しか入るスペースがないとき、改行していくと自然に横書きの体裁になってしまうというものである。これで私は納得できた。 下の写真は現在のものだが、これには懐古的な雰囲気を纏いたいという思いが感じられる。 しかし、赤い丸の中のラーメンの文字は、いただけない。これではラメーンではないか。いや、「ー」が横書きの体裁であり、右から左に読む横書きというのなら、これでいいのか。 MAY 2018 |
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