家内を連れて初めて入った大衆居酒屋において、近くのテーブルに会社の仲間で飲みに来ているように見える客がいた。土曜日なのに。。

やや年齢の高そうな男性に向けて、店員2人が「部長に昇進、おめでとうございます！」と声を張り上げているのを聞いて、耳を疑った。

大衆居酒屋で部長昇進のお祝いをするなんて・・・

しばらく経つと、隣のテーブルでも「課長に昇進、おめでとうございます！」と声が掛かった。

この町では、大衆居酒屋で昇進祝いをするのが習わしなのだろうか・・・

その後、私のテーブルに店員が来て、名刺を作るという話を持ち出してきた。何事かよく分からずに聞いていると、ようやく意味が分かってきた。

店を訪れる回数に応じて、客の地位が高まっていくということなのか・・・

取り敢えず主任でスタートするようだが、部長になるまでに何回足を運ぶ必要があるのだろう。。。

まあ、リピート客を増やすためには、良いアイデアだと思った。

他の大衆居酒屋で見たことのないサービスが色々と繰り出されていたので、なかなか面白いものだと思った。しかし、おいしいと思える料理がひとつもなかったという点は残念で、私が昇進する機会はないだろう。20MAY2017

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＜余談＞

昔からそうだったのかもしれないが、飲食店にいる非常に騒々しいグループ客が気になる。だいたい男ばかりの集団だ。必要以上の大声で話し、大笑いをする。男のくせに、どういう神経の持ち主なのか。まあ、今回もそうであったが、安い店に入ったのなら、そういう目に遭うことは覚悟しておく必要があるのだろう。