ふるさと納税
ふるさと納税という制度は、利用がとても簡単であり、5つの自治体までの納税であれば確定申告が不要であるため、多くの人が認識し、利用額/件数が増えた。 各自治体は優先的に納税先に選んでもらうために、返礼品をより良いものにして、納税額に対する「お得感」を高める競争をしてきたように見える。 「ふるさと」を持たない私は、下心でふるさと納税を始めたので、自治体が競争することは単純に嬉しいのだが、日本国のことを考えると、複雑な思いもある。 2017年度は過度な返礼品を出さないよう指導が入ったようだが、まあすぐには対応できないだろうから、徐々に自粛するような形になっていくのだろう。 ということで、今年度もいくつかの自治体に納税をしており、缶詰やトマトジュースなどに続いて届いたのは牛肉である。 泉佐野市に1万円の納税をしたところ、1kgの肉が届いた。 泉佐野といえば、海上の関西国際空港(KIX)で有名であり、その周辺には漁場があると思うが、肉牛を育てているというイメージはない。では、なぜ返礼品に肉があるのか?
ラベルを見てみると、「宮崎県産」となっている。どういうこと??? 取り扱い業者は・・・大阪府の別の地である。 肉と共に入っていたパンフレットには「民芸肉料理 はや」の表記があった。「はや」の本社は大阪府のまた別の地(堺市)であり、泉佐野市とどのような関係があるのか分からなかった。 よく調べると、「はや」の主要な店舗が泉佐野にあると判った。 http://www17.plala.or.jp/sensyu/aHP_Yakiniku_menu.html
こんなやり方で「ふるさと納税」の税収を得ることもできるのか・・・ 「いいのかな???」と思うが、まあ、いいのだろう。。 JUNE 2017 ----- 解凍してパックを開けて、しゃぶしゃぶを楽しむつもりでいた。 ところが、しゃぶしゃぶができる形状を保つ肉は、表層の部分だけであり、見えない部分(6割方)はしゃぶしゃぶが不可能な「くず肉」であった。 何たることだ! こんな詐欺のような手を使うと「はや」の名が泣くぞ。 ・・・うまいもんはうまい・・・ 昨夜、残りの500gを開けてみても、やはり同じような構成であった。 すきやきなら、くず肉でもあまり問題にはならないので、8割方を1回で食べてしまった。25JUN2017 ↓↓↓↓↓↓↓↓ 冷えたら、ものすごい脂だった。↓↓↓↓↓↓↓
|