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SUZUKI と Jatco

近年、鈴木自動車が主に使っているトランスミッションは、副変速機付きのCVTで、そのメーカーはジヤトコである。

 

4段ATが主流の時代(2004年:ZC11S/21S)には鈴木はアイシンAWの製品を使っていたが、2007年にジヤトコの株式を買ったあたりからジヤトコの製品(CVT)を主に使うようになったように見える。

2016年、Swift(ZC13S)やBALENOのターボ付き1.0Lエンジンに合わせるトランスミッションはアイシンAWの6段ATであるが、これはジヤトコに小型車用の6段ATが存在しないため、仕方なくアイシンAWを使ったものと思っていた。

ところが、新型Spacia(2017年)はジヤトコの副変速機付きCVTではなく、アイシンAWのCVTを採用した。

鈴木とアイシンの関係は、ジヤトコに商品ラインアップがない分野だけ取引をしているという認識であったのに、実はそうでもないということが分かり、驚いている。

老母が乗る軽自動車は旧来のCVTが使われている。老母は高速道路を利用することがないので、実態として問題にはならないのだが、高い速度域でのエンジン回転数を考えると副変速機付きCVTが有利で、ちょっと羨ましいと思っていた。

それなのに、なぜ鈴木はSpaciaに変速比の幅の狭いアイシンAWのCVTを採用したのか。重量増を嫌ったという理由が一点考えられるが、本当の理由は何なのか

 

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