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SUZUKI 世界戦略

2017年9月20日に登場した新型スイフトスポーツ(ZC33S)は、1月から販売されているノーマルタイプのスイフト(ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZC83S)よりもボディが40oも拡幅されているという。

写真で比較すると、フェンダ部分の張り出しが大きくなっているのが分かる。

スイフトスポーツは、それなりにマニアックな人が買うモデルであり、あまり多く売れるものではない。それなのに、ノーマルタイプとボディ外板で差別化するなんて・・・

そんなことをふと思ったのだが、スイフトの主たる戦場は日本ではないのだ。

そこで、SUZUKIのGlobal siteを見てみると、鈴木自動車の戦略が判った。

http://www.globalsuzuki.com/automobile/lineup/swift/index.html

実のところ、主戦場のスイフトはスイフトスポーツと同じ安定感があるように見えるボディを纏い、日本向けのノーマルタイプが特別なボディ(5ナンバー)を纏っているのであった。日本ではそれなりの台数(3000台/月以上)が売れるから、専用の外板を作ることに問題はないのであろう。

鈴木自動車はなかなか商売が上手だ。

スイフトスポーツの特別感は、マニアの心をくすぐるだろう。

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ただし、1.4Lで140馬力(103kW)しか出ていないのに、ハイオクタンガソリンを必要とするのは理解できない。レギュラーガソリンで136馬力(100kW)を発生するエンジンにわざわざハイオクを使うのなら、200馬力ぐらい出してもらわないと。。

 

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