讃岐うどんの店
本場の讃岐うどんを食べに行くと、これまでの外食の概念が大きく揺らいでしまう。 そういう様式をある程度の数の人が知ったことにより、商売人がひとつのスタイルとして讃岐と関係のない地域(都会)にチェーン店を作り、流行させてしまった。 わざわざ讃岐に行かなくても、それらしい雰囲気が味わえるという点でメリットはあるが、実際に讃岐に行けば、今でもまったく別の世界がある。 あまりにも多くの讃岐の地と関係のないチェーン店があるので、私には讃岐うどんを騙る紛い物に見えてしまい、足はそちらに向かないが、都会の人にとってはそれでいいのだろう。。
丸亀製麺(トリドール) 讃岐製麺(ザめしや系列) 琴平製麺所(クレバ) 香の川製麺(フレンドリー) 金比羅製麺(太鼓亭)
ザめしや、フレンドリー、太鼓亭は、昔から親しんできた名前であるが、讃岐うどんの展開はあまり面白くはない。 特に太鼓亭は大阪風のうどんを「売り物」にしてきた店ではないか! 節操がない。新規オープンして初めて迎えた日曜日の夕方にこれ(↓)では、続かないだろう。 はなまるうどんだけは高松からスタートしたということもあり、辺鄙な場所で見かけると入ってもいいかなと思ってしまう。ただ、豊田商事の残像は気にならないこともない。 JUNE 2017 |
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